関東第一高校が第99回全国高校サッカー選手権大会の本選に出場。初戦は創部4年目にして全国大会出場を実現した奈良県代表の山辺高校と対戦します。
関東第一高校サッカー部メンバー2020
関東第一高校は第99回全国高校サッカー選手権東京2次予選のAブロック決勝で対日大豊山と対戦。
準決勝では2019年の東京予選・優勝チームの國學院久我山を2点のビハインドから逆転勝ちした関東第一高校に対して、
日大豊山は2年ぶりの本大会出場を狙った駒澤大学高等学校をPK戦の末に下し初の決勝進出となりました。
関東第一高校は前半13分に2枚看板の1人・MF類家暁の5戦連続ゴールにより先制すると、直後の同16分にはもう1人の看板選手・FW笠井佳祐が追加点を奪い、なおも関東第一高校の攻撃が緩むことなく笠井佳祐が34分に2得点目をあげ前半だけで3-0と日大豊山を突き放します。
試合はこのままスコアは動かず3-0で関東一が勝利し3年ぶり3度目となる全国大会出場を決めました。
[東京予選の結果]
2次TAブロック1回戦 6-0 本郷
2次TAブロック2回戦 2-0 東農大一
2次TAブロック準々決勝 5-0 都立狛江
2次TAブロック準決勝 4-2 國學院久我山
2次TAブロック決勝 3-0 日大豊山
1 GK 野田好誠 3年 FRIENDLY
17 GK 笠島李月 2年 FC杉野
21 GK 宇野瑚太郎 3年 Forza’02
2 DF 鹿股翼 3年 東急Sレイエス
3 DF 高木駿 3年 深川七中
4 DF 池田健人 2年 大豆戸FC
5 DF 菅原涼太 3年 S.C.H
8 DF 弓氣田葵 3年 ジェフユナイテッド千葉U-15
19 DF 石塚渚晏 3年 S.T.F.C
20 DF 井上樹 1年 横浜FC戸塚
22 DF 田村耀斗 3年 FC緑
23 DF 荒田颯 3年 ルキナス印西SC
24 DF 五十嵐敦也 3年 S.T.F.C
29 DF 追川龍空 2年 FC渋谷
6 MF 北村磨央 3年 FRIENDLY
7 MF 肥田野蓮治 2年 FC東京U-15深川
13 MF 藤井日向 2年 C.A.ALEGRE
14 MF 類家暁 3年 東京SC U-15
16 MF 堀井榛人 2年 C.A.ALEGRE
18 MF 安藤慎之助 3年 VIVAIO船橋
25 MF 高柳鯨四朗 3年 VIVAIO船橋
28 MF 神山寛尚 2年 町田JFC
30 MF 若松歩 2年 東京SC U-15
9 FW 沼田晃将 3年 東京武蔵野シティFC U-15
10 FW 笠井佳祐 3年 VIVAIO船橋
11 FW 宇山輝 3年 FC杉野
12 FW 平田晟也 3年 FRIENDLY
15 FW 坂井航太 2年 ARTE八王子FC
26 FW 森優貴 3年 S.T.F.C
27 FW 今谷健人 3年 ルキナス印西SC
基本フォーメーション・スタメン【4-4-2】
関東第一高校サッカー部の注目選手は?
笠井圭祐
笠井圭祐選手は中学時代はセンターバックでしたが高校入学早々に中盤~前線にコンバート。
2019年には中盤での起用が大奥中長距離のパスで攻撃を組み立てていましたが、新体制となった2020年には前線が定位置となっています。
笠井圭祐選手はパワーとテクニックを兼ね備え自らどん欲にゴールを狙うエースストライカーとしての働きだけではなく、
前線でボールの収まり所となって攻撃の起点を作るプレーもみられます。
類家暁
類家暁選手はサイドの位置でチームを落ち着かせられる力を持ち味方、相手選手の状況を確認しながら、タイミング良くボールを引き出すことができます。
チューブトレーニングなどによって体幹を強化させ小野貴裕監督からも「コンタクトが強くなっている」と評価され、
献身的な守備も含めて、攻守両面で目立つ動きもみられます。
関東第一高校サッカー部の監督は?
関東第一高校サッカー部の監督は小野貴裕さんです(1980年6月12日生まれ、神奈川県横須賀市出身)
日本大学高校から日本大学、そして社会人となってもサッカーを続けるも満足な出場は得られないまま現役を引退。
2006年に関東一高サッカー部へコーチとして正式に招かれ指導者の道へ転身すると2010年から監督に就任
「ゴールから逆算するポゼッションサッカー」をモットーに2015年にはインターハイベスト4を果たすと、2016年には創部35年目にして全国高校サッカー選手権大会初出場を果たしています。
2,3名でのコンビネーションを攻撃の基本に執拗なまでにドリブルやショートパスにこだわるサッカーで縦、中を探りながらボールを前に運ぶプレーが良くみられます。
関東第一高校の歴代成績
全国選手権出場2回
2回戦敗退(16年度)
全国総体出場5回
4強1回(15年)