「烏は主を選ばない」についてネタバレ考察
「あせび」はなぜ、サイコパスと言われるのでしょうか?その後は?
烏は主を選ばないネタバレ|あせびサイコパスはなぜ?その後は?
「烏は主を選ばない」で「あせび」はなぜ、サイコパスと言われるのかについて、アニメ第12話「后選び」では、あせびが 周りの人物を陥れるような行動 をしたことで問題になっています。
あせびがしたと疑われていることは、具体的には以下の通りです。
- 桜花宮に侵入して殺された烏は、あせびが呼び寄せた下男 でした。
- その下男は あせびの姉(壱の姫)の部屋に侵入して彼女を襲い 、そのことが原因で姉は登殿を諦め、代わりにあせびが登殿することになりました。
- 下男はあせびの姉とあせびを間違えていたようですが、 これはすべてあせびが企てたことではないかと疑われています 。
これらの行動から、 あせびは自分の利益のために周りを利用し、酷いことをしても悪びれる様子がない と受け取られています。 特に、自分を助けてくれた真赭の薄にも同じように危害を加えようとした描写は、あせびの残酷さを際立たせています。
これらのあせびの行動と、周囲の人間がなぜあせびを問題視しているのかについての説明でした。
烏は主を選ばないネタバレ|なぜあせびは疑われる?真意は?
あせびが疑われる理由は、以下の点が挙げられます。
結果的に多くの人々が不幸になった:あせびの行動によって、白珠、真赭の薄、藤波、早桃など多くの人々が不幸な目に遭っている。
周囲の反応:周囲の人々はあせびの行動に違和感を感じ、疑問を抱いている。
本人の言動:あせびは自分の行動を正当化しようとする一方で、責任を逃れようとするような言動も見られる。
あせびの真意は?
あせびの真意は、現時点では明確ではありません。以下は、考えられる可能性です。
無自覚な悪意:あせびは悪意を持って行動しているわけではないが、その結果的に多くの人々が不幸になっている。
計算高い策略:あせびは最初から計算高く行動し、周囲の人々を利用して自分の目的を達成しようとしている。
心の闇:あせびは心の奥底に闇を抱えており、それが行動に出ている。
烏は主を選ばないネタバレ|あせびとは?
「烏は主を選ばない」に登場する「あせび」は東家の二ノ姫で、18歳です。物語の舞台となる桜花宮には、次期当主である若宮の后候補として、東西南北それぞれの領地を統治する当主の娘たちが登殿します。あせびは本来登殿するはずだった姉の双葉が疱瘡を患ったため、代わりに急遽登殿することになりました。
■愛らしい外見と裏腹に残酷な本性
「天女のように麗しい」 と評されるほど美しく、可憐な容姿を持つあせび。「おっとりしすぎていて、はらはらして見ていられない」 と言われるほどおっとりとした性格で、うこぎ以外の多くの使用人からも慕われています。
しかし、その愛らしい外見とは裏腹に、非常に計算高く、自分の目的のために他人を利用することを厭わない残酷な本性を持っています。作中では、あせびは自分の幸せのために、周囲の人間を陥れ、利用し、破滅に導いています。その行動は 「悪意が無ければ全てが許される」 という考えに基づいており、自分が悪事を働いているという自覚は全くありません。
■あせびの過去
あせびは幼少期を病弱で、母親の浮雲や女房のうこぎらと共に別邸で過ごし、世間知らずに育ちました。そのため、後宮では物笑いの対象となることもありましたが、本人は全く気にしていない様子でした。
■周囲の人間関係
あせびは、内親王の藤波と仲が良く、藤波はあせびのことを「おねえさま」と呼び慕っていました。また、夏殿に仕えている宗家の女房の早桃とも親しい関係を築いていました。しかし、早桃はあせびの本性に気づき、藤波に相談してあせびから遠ざけようとします。結果的に、藤波は早桃を誤って殺害してしまうのですが、その責任をあせびは泣きながら藤波になすりつけます
烏は主を選ばないネタバレ|あせびのその後は?
「烏に単は似合わない」のその後を描いた「追憶の烏」では、なんと 息子の凪彦を連れて再登場 します。凪彦は 若宮の父である今上陛下との間に生まれた子供 でした。
あせびは再び周囲を巻き込み、大きな混乱を引き起こしますが、本人は「今上陛下の御心を慰めんとしただけ」と主張し、自分の行動を正当化しています
まとめ:烏は主を選ばないネタバレ|あせびサイコパスはなぜ?その後は?
アニメ「烏は主を選ばない」12話では、衝撃的な事実が明らかになります。桜花宮に侵入し、首を切られた烏は、実はあせびが呼び寄せた下男でした。この下男は、真赭の薄の部屋に入り、彼女を襲おうとします。しかし、真赭の薄は難を逃れ、下男は滝本によって討たれてしまいます。
■あせびの目的
あせびがこの策略を実行した理由は、真赭の薄を陥れ、登殿レースから排除するためと考えられます。真赭の薄は、あせびにとって最大のライバルであり、若宮の心を射止めようとしていました。
■あせびの行動の背景
あせびは、幼い頃から自分に自信がなく、周囲から認められたいという強い思いを持っていました。そのため、手段を選ばずに目的を達成しようとします。
■あせびの策略の結末
しかし、あせびの策略は失敗に終わります。真赭の薄は襲撃を免れ、下男は討たれてしまいます。さらに、あせびの行動は周囲に知られてしまい、孤立を深めてしまいます。
■あせびの葛藤
あせびは、自分の行動によって真赭の薄を傷つけたことを後悔しています。しかし、同時に自分の行動を正当化しようともしています。
あせびは、自分が正しいことをしたと信じたい一方で、真赭の薄を傷つけたことを否定できないという葛藤を抱えています。