カスペルスキー(Kaspersky)は大丈夫なのか?とその安全性を疑問視する声が高まっているようです。
ロシアのインターネットセキュリティソフトであるカスペルスキーの危険性は?日本でも禁止になる?
カスペルスキー安全性は大丈夫?ロシア危険性で日本禁止は?
カスペルスキーのソフト利用企業にサイバー攻撃のリスク=米政府
[31日 ロイター] – 米政府は、ロシアがウクライナに侵攻した翌日から、ロシアの情報セキュリティー企業カスペルスキーのソフトウエアを利用している複数の米企業に対して内密に警告を出し始めた。ロシア政府がこのソフトを通じて何らかのサイバー攻撃を仕掛けてくる危険があるとの内容だ。1人の米政府高官と2人の事情に詳しい関係者が明らかにした。
警告先は水道や通信、エネルギーなど重要なインフラ企業で、こうした攻撃に備える態勢を整えさせる狙いがある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b94b5b595e4bbf74b94a93aee8bd49fefe9f384
アメリカの連邦通信委員会(FCC)では「安全で信頼できる通信ネットワーク法」(Secure and Trusted Communications Networks Act)の対象リスト(カバーリスト)に、カスペルスキーが米国の安全保障にとって脅威となる通信機器・サービス提供者のブラックリストに追加
Kaspersky Labのほか、中国電信(チャイナテレコム)米州、中国移動(チャイナモバイル)インターナショナルUSAを新たに追加しています。
ドイツ連邦情報技術安全局(German Federal Office for Information Security) も「ITシステムに深くまで入り込む力があることが特別なリスクをもたらしている」としてカスペルスキー製品の利用に注意喚起していました。
これに対してカスペルスキーは反論。
「民間企業としてロシアやその他の国の政府とのつながりは一切ない」
「製品の技術的評価に基づくものではなく、政治的な理由によるものだ」
と、政治的理由による判断だとして非難しているものの、アメリカやドイツではカスペルスキーの意に反する使われ方をした場合も懸念しています。
○カスペルスキーのサービスを通じてシステムを攻撃させられたり、顧客に対する攻撃の道具として悪用されたりすることがあり得る
○ロシアで働くカスペルスキーの従業員が、ロシアの法執行機関や情報機関に強制される形で、顧客のコンピューターに遠隔操作で侵入する手助けをしたり、そのための手段を提供してしまう恐れがある
としていました。
こうした流れを受けて、日本でもNTTグループが全面的にカスペルスキー製品の使用中止に向けて検討を始めているとも報じられるようになりました。
カスペルスキーの安全性は大丈夫なのかというと、ウクライナへのロシア侵攻をきっかけに通常よりは総合的な危険性は高まっているのかもしれません。
もし不安を感じるのであれば、ウイルスバスター(トレンドマイクロ)のような日本国籍の企業が開発元となっているセキュリティソフトだと安心できるんじゃないでしょうか。
ウイルスバスターは特に守りたい個人情報を事前登録しておくことで、それらの情報が各デバイスから第三者に送信されることを防ぐなど、個人情報漏えい対策に強みを持っています。
ダウンロード3年版ならで2ヵ月無料延長キャンペーン中!