川畑和愛さんは2018年全日本ジュニア選手権では最高3位に位置する次世代のフィギュアスケート選手。
シニア選手のような綺麗なジャンプが川畑和愛さんの得意技で、
しばしば「空を飛ぶようなジャンプ」と評され、近いうちに4回転ジャンプを次々と成功させてしまうかもしれません。
川畑和愛の高校や所属クラブは?
- 生年月日:2002年1月12日
- 出生地:愛知県日進市
- 居住地:東京都千代田区
- 高校:N高等学校
- 身長:157cm
- 所属:シチズンクラブ
- 目標とする選手:パトリック・チャン、カロリーナ・コストナー
川畑和愛さんがフィギュアスケートを始めたきっかけは、
浅田真央さんにあこがれたとか、羽生結弦が好きだったとかそういった理由ではなく、
屋内の涼しい場所で体を鍛えることが目的だったそうです。
喘息やアトピーなどのアレルギーを抱えていたそうなので、
6歳のころに川畑和愛さんの両親が身体のことを気遣ってフィギュアスケートを進めてくれたんでしょうね。
週1回の練習を続けていくうちにどんどんフィギュアスケートの楽しさに目覚めていくと、
都築章一郎コーチに声をかけられて指導を受けるようになったそうです。
アスリートと言えば学業と競技の両立は非常に難しいものがありますが、
川畑和愛さんは紀平梨花さんと同じく通信制のN高等学校に在籍しているので通学の負担がありません。
N高等学校の「N」にはNet、New、Next、Necessary、Naturalなど多くの意味があり、
「ニコニコ動画」を運営するドワンゴを傘下に持つ「カドカワ」が、
2016年4月1日に立ち上げた「広域通信制高校(単位制)」です
川畑和愛さんといえば、ばつぐんのジャンプ演技が印象的ですが、
「(ジャンプ中の)軸が分かて軸を締められるようになった(ブレを抑えて安定させられるようになった)」と語っています。
- 川畑和愛の戦績(優勝)は?
- 2017年 東京ジュニア選手権 2位
- 2017年 東日本ジュニア選手権 5位
- 2017年 全日本ジュニア選手権 6位
- 2017年 全日本選手権 21位
- 2018年 バヴァリアンジュニアオープン 優勝
- 2018年 JGPスロバキア大会 5位
- 2018年 全日本ジュニア選手権 3位
- 2018年 全日本選手権 10位
- 2018年 JGPブラチスラヴァ杯(スロバキア大会) 5位
- 2018年 JGPリュブリャナ杯(スロベニア大会) 5位
- 2019年 世界ジュニア選手権 12位
- 2019年 ISUジュニアグランプリ クールシュヴェル 5位
2018年の全日本ジュニア選手権では横井ゆは菜選手にはあと一歩及ばず3位でしたが、
川畑和愛さんの戦績を見ると着々と実力を高め、
ステージもレベルアップさせていることがわかります。
- 日本スケート連盟の強化指定選手
- 東京アスリート認定選手
などにも選ばれています。
川畑和愛の曲は?
川畑和愛がフィギュアスケートの大会で使用している曲は、
2019-2020シーズンには「美しく青きドナウ」があります。
インスブルックオリンピック(1976年)男子シングル金メダリスト ジョン・カリー
ソチオリンピック(2014年)女子シングル金メダリスト アデリナ・ソトニコワ
といった実績のある曲で、
浅田真央選手の2013-14シーズンのFSプログラム候補曲でした。
川畑和愛のコーチは誰?都築章一郎?
川畑和愛さんは羽生結弦を育てた都築章一郎さんと都築奈加子さんというコーチに師事していました。
都築章一郎さんといえば、古くは佐野稔さんも育てた名伯楽で、
日本フィギュアスケーティングインストラクター協会を設立すると、
- 日本オリンピック委員会指定コーチ
- プリンスホテルの専任コーチ
にも選ばれた日本を代表するコーチの一人です。
ただ川畑和愛さんはその後、
太田由希奈さん樋口豊さんをコーチにしているようです。