河本清順さんは広島県尾道市にある「シネマ尾道」という映画館を運営するNPOで代表を務めている女性。
映画の街として知られる尾道から一時、映画館が消滅してしまったことを受けて復活させた立役者の一人で「セブンルール」にも出演を果たしています。
河本清順のシネマ尾道とは?
シネマ尾道とは広島県尾道市にある映画館(ミニシアター、コミュニティシネマ)で2008年10月18日に開館しています。
2001年に閉館した松竹(株)直営の映画館「尾道松竹」を市民草の根募金で集めた2,700万円を原資に改装しており、1スクリーン112席。
こけら落とし作品は橋口亮輔監督の『ぐるりのこと。』し、橋口監督のトークショーが行われました。
毎日3-4作品、年間約120本の映画を上映されているほか、ロビーにある交換日記で来館者は自由に記帳できるようになっています。
毎月「シネマ尾道の手帖」を刊行して上映作品情報や上映スケジュールなどを発信しているほか、地元の菓子屋に作品をイメージした菓子の販売するといった企画も実施。
『鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言』の上映時に近くの浄土寺の重要文化財の建築物を見学するツアーを実施するといった功績が評価されて、
2017年「小林和作賞」、2018年「広島文化賞」を受賞しています。
■ 所在地:
広島県尾道市東御所町6-2
■アクセス
JR山陽本線尾道駅から徒歩1分
■料金
一般 1,800円
大学生・専門学校生 1,000円
シネマ尾道友の会 プレミアム会員1,400円
シネマ尾道友の会 シニア会員1,100円
シニア(60歳以上) 1,200円
高校生以下 1,000円
3歳以下 無料
河本清順wikiプロフィール
名前:河本清順
出身地:広島県尾道市
年齢:43歳(2020年8月時点)
出身高校:広島県立三原高等学校
河本清順さんは高校まで尾道で過ごし、京都の服飾専門学校に進学。
卒業後は京都のアパレル企業に入社するも母親が尾道で焼肉屋を始めることになり、19歳から36歳まで姉と一緒にお店の切り盛りをするように。
父親は鉄工所の経営をしています。
河本清順さんの地元の尾道といえば小津安二郎監督の尾道三部作と呼ばれる「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」を筆頭に多くの映画のロケ地となっています。
「映画の町」として全国的に知られ、尾道市出身で2020年4月に82歳で亡くなった映画監督大林宣彦さんの遺作「海辺の映画館 キネマの玉手箱」も尾道が撮影場所となっています。
「海辺の映画館 キネマの玉手箱」はもちろん、河本清順さんのシネマ尾道でも上映されますが、
主演を務めているのは吉田玲さんという無名の新人が抜擢されて話題となっています。
河本清順の経歴
河本清順さんはシネマ尾道を運営するNPO法人で代表を務めていますが、
きっかけは尾道市内で最後の映画館「尾道松竹が閉館。映画の街・尾道から映画館が姿を消してしまったことから。
2004年に「映画の街なのに映画館がないのは寂しいよね。尾道に映画館、なんとか作れんかねぇ。」と、映画好きな友人2人に呼びかけたことからプロジェクトが動き出し、
2008年に無事に開業に足ります。
作品選定に関しては支配人の河本清順さんんが冒険派、副支配人の北村眞悟さんがは慎重派と上手くバランスが取れているそうで、
経営には広島市で八丁座 壱・弐やサロンシネマを運営する序破急のアドバイスを受けているそうです。
河本清順のツイッターやインスタグラム
河本清順のツイッター
@cinemaonomichi
河本清順のインスタグラム
河本清順のフェイスブック
@kawamoto.seijun
河本清順の高校や大学など学歴は?
河本清順さんは広島県立三原高等学校から京都のアパレル専門学校に進学しています。
河本清順の年収は?
河本清順さんは映画間の支配人という立場にありますが、NPO法人の有給職員といった感じのようです。
第一生命経済研究所の統計によるとNPO法人の有給従事者の平均年収は約160万円で、
兼業なしでNPOのみで生計を立てている人になると年収は約186万円というデータになっています。