KB5010795は2022年1月12日にWindows Updateで配信されたWindows11用セキュリティ更新プログラム(ビルド22000.438)
VPNの接続ができなくなる不具合を修正したパッチが緊急公開されましたが、不具合およびその回避策・解決策は?
KB5010795とは?Windows Update2022年1月
2022年1月のWindows Update「KB5010795」はwindows11向け累積更新プログラムです。
2022 年 1 月 11 日の更新プログラム(KB5009543)をインストールした後に発生したVPN接続の問題、Windows Serverのドメインコントローラーが勝手に再起動してしまう不具合、仮想マシンの起動に失敗する現象、ReFS形式のリムーバブルメディアがマウントできない問題などに対処。
主に次の2点となります。
・ベンダー ID を含む IP セキュリティ (IPSEC) 接続が失敗する可能性がある既知の問題を解決します。 レイヤー 2 トンネリング プロトコル (L2TP) または IP セキュリティ インターネット キー Exchange (IPSEC IKE) を使用した VPN 接続も影響を受ける可能性があります。
・回復性のあるファイル システム (ReFS) を使用してフォーマットされたリムーバブル メディアがマウントされるのを妨げるか、リムーバブル メディアが RAW ファイル形式でマウントされる可能性がある問題を修正します。
KB5010795不具合は?Windows Update2022年1月
KB5010795には以下の既知の不具合があります。
■不具合1
Windows 11 をインストールした後、一部の画像編集プログラムは、特定のハイ ダイナミック レンジ (HDR) ディスプレイで色を正しくレンダリングしない場合があります。 これは、明るい黄色または他の色で表示される可能性のある白色で頻繁に観察されます。
この問題は、特定のカラー レンダリング Win32 API が特定の条件下で予期しない情報またはエラーを返す場合に発生します。 すべてのカラー プロファイル管理プログラムが影響を受けるわけではなく、Microsoft カラー コントロール パネルを含む Windows 11 の [設定] ページで使用できるカラー プロファイル オプションが正しく機能することが期待されます。