軽自動車のタイヤの空気圧はどれくらいが適切なんでしょうか?
またタイヤの空気圧が高かったり低かったりするとどのような事が起こるんでしょうか?
軽自動車でタイヤ空気圧の適正値は?タントやワゴンr、ムーブは?
タイヤの空気圧は軽自動車に限らず、タントやワゴンr、ムーブなど乗用車はおおむね2~2.5kPaです。
車種によって空気圧の適正値は違いますが、運転席のドア付近にタイヤの指定空気圧が書いてあります。
適正空気圧は、ロードインデックス値から求められる「一輪あたりの耐荷重」から算出します。
夏タイヤもスタッドレスも基本は同じ空気圧です。
ノーマルのタイヤと違うサイズの場合は、適正空気圧表通りに入れて後は好みに応じて調整してください。
ちなみに、ドアに書かれているのはタイヤが冷えている時の空気圧で走行直後でタイヤが熱くなっていると、空気圧が0.2~0.3ぐらい高くなるようです。
走行直後の空気圧が2.5kPaを超えていてもそれほど気にする必要はありません。
空気圧が適正より高いと、
・タイヤの中央部の摩耗が早くなる(膨らみすぎるため)
・タイヤのクッション性が劣るため、振動が突き上げるように乗り心地が悪くなる
・タイヤが地面に接している設置面積が減るのでグリップ力が低下しスリップしやすくなる
・制動距離が短くなる
空気圧が適正より低いと、
・タイヤの中央よりより両端部の摩耗が早くなる(潰れた感じになるため)
・高速走行時のハイドロプレーニング現象が起きやすくなる
・燃費が悪化する、ハンドルが重く感じる
・高速走行時にスタンディングウェーブ現象が発生しやすくなり、最悪タイヤが破裂する
など。
タイヤの空気圧は減る事はあっても自然に増える事はありません。
そのため、ネットでは指定が2.4ならガソリンスタンドなどで空気を入れる際に2.5くらいのちょっと高めに入れておくと適切圧の2.4を保てる期間が多くなるという乗り方をしている人もいるようです。