2021年(令和3年度)の中小企業診断士は下記のような日程・内容で行われました。
2020年は様々な資格試験が中止となっている中、中小企業診断士試験は何とかコロナ収束の気配が見えたことから開催されることになりましたね。
■日程・時間割
2021年8月21日(土)・22日(日)
1日目
A.経済学・経済政策 マクロ経済、ミクロ経済 9:50~10:50(60分)
B.財務・会計 アカウンティング(会計)、ファイナンス(財務)11:30~12:30(60分)
C.企業経営理論 経営戦略論、組織論、マーケティング論13:30~15:00(90分)
D.運営管理 生産管理、店舗・販売管理15:40~17:10(90分)
2日目
E.経営法務 会社法、知的財産権、民法など9:50~10:50(60分)
F.経営情報システム 情報システムの基本知識、経営情報管理11:30~12:30(60分)
G.中小企業経営・政策 中小企業経営、中小企業政策13:30~15:00(90分)
中小企業診断士試験解答速報2021
2021年の中小企業診断士解答速報は
twitterのハッシュタグ「#中小企業診断士解答速報」
5ch
といった手段で情報収集できます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、 5ch掲示版が最も早い印象があります。
2020年は、7月13日に一般社団法人 中小企業診断協会から正式な解答が発表されました。
- 経済学・経済政策(PDF)
- 財務・会計(PDF)
- 企業経営理論(PDF)
- 運営管理(オペレーション・マネジメント)(PDF)
- 経営法務(PDF)
- 経営情報システム(PDF)
- 中小企業経営・中小企業政策(PDF)
中小企業診断士試験の合格率,合格ボーダーラインは?
2021年の中小企業診断士1次試験の合格基準は、例年通り各科目ですべて総点数の60%以上の点数を取らなければいけません。
なお一発で全科目60%以上の豪華基準を満たすことができなかったとしても、
科目合格が認められ、翌年度と翌々年度の1次試験を受験する際には科目免除申請をすることで60%以上の点数を獲得した科目の試験が免除されます。
ただ科目免除で受験した場合でも、全科目で満点の40%以上取得しなければいけません。
1次試験の合格率だけ見ると例年20%前後で推移をしているものの、2次試験の合格率も同じく20%前後で推移をしていることから、1次2次を通した合格率は4%前後という資格試験の中でもかなり難易度の高いほうです。
中小企業診断士試2020の特例措置
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐために2次試験の受験を自粛する場合、第1次試験に合格していれば令和4年度まで第2次試験を受験できる期間が延長されます。
同じく第1次試験の一部科目の免除の期間についても当該試験科目の免除期間が1年間延長され、 延長措置にかかる手続きは必要ないとのことです。