君の名は 入れ替わりはいつ?なぜ・条件は?

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
デフォルト 0未分類

映画「君の名は」で入れ替わりシーンはいつ?

三葉が瀧に会いに行ったとき、瀧が中学二年生で三葉のことを知らなかったと言うことは、三葉は未来の瀧と入れ替わっていることになりますが入れ替わりの条件は?

スポンサーリンク

君の名は 入れ替わりはなぜ?

映画「君の名は」で高校二年生の三葉が、電車の中で中学二年生の時の瀧に紐を渡した次の日に死亡、そこから三年たって高校二年生になった瀧と、三年前の隕石で死ぬ前の高校二年生の三葉が入れ替わっていることになります。

ということは、入れ替わっているとき、瀧(中身は三葉)の世界では2016年、三葉(中身は瀧)の世界では2013年で、その時の二人の年齢は同じだけれども、実際の二人の年齢差は3歳ということになります。

3年後の三葉と入れ替わっていたというヒントは少なかったのですが奥寺先輩とのデート中に「デートが終わる頃には彗星が見えるね」と書かれた携帯メモを見た瀧が「なに言ってんだ、こいつ?」と言っていました。

三葉が突然、髪を切った等も、伏線でしたね。

小説版では、三葉の携帯を3年前の最新機種だと瀧が言う描写もありました。

瀧の視線で時間を追ってはいけません、混乱します。三葉の視線で物語を追っていきましょう!

君の名は 入れ替わりはいつ?条件は?

■三葉と瀧が入れ替わり始めたきっかけは?三葉に入れ替わり能力があるのは血筋なので納得できますが、なぜ相手は瀧だったのでしょうか?

三葉が彗星に「来世は東京のイケメン男子にしてください」と叫びます。こだま響きちょうど3回お願いごとを星にしたことになってしまい、叶ってしまいました。

三葉にとっては瀧である必要があります。東京のイケメン男子は瀧しかいないわけですから。逆に瀧にとっては三葉である必要はありません。三葉に巻き込まれただけです。

好きになるほうには理由があるけど、好きになられる方は理不尽に巻き込まれるだけです。それと同じことですね。

■瀧と三葉の入れ替わりが起きなくなる=三葉が死亡。ということは瀧は3年前の三葉と入れ替わりをしていたのか?
三葉時間で、3年未来の瀧くんと入れ替わっています。ところが三葉は未来を改変してしまう(糸森町を救う)ことで、私達が劇中で見ていた瀧くんの働きはすべてなかったことにされています。つまりラストに登場する瀧くんにある記憶は、「中学の頃、電車で女の子に組紐を渡される」→「彗星落下事件時、自分とは無縁の事件のはずだけど無性に気になって事件のことを調べる」→「ずっと探していた気がする女性と巡りあう」です。

■瀧が御神体のとこで気絶して三葉になって目覚めた時、3年前なのか現在なのか?
三葉時間で、彗星落下の日の翌日です。

■三葉と瀧が出会う時、何故はじめはお互いが見えずいきなり見えるようになったのか?
カタワレ時には、見えざるものが見える時間だと物語中で定義されています。カタワレ時前、三葉はあの世の住人で、瀧がこの世の住人です。そしてカタワレ時後、三葉がこの世の住人で、瀧があの世の住人になります。カタワレ時は、そのどっち付かずの状態で、生者と死者(見えざるもの)が交信しているんですね。

■3年前、何故三葉は瀧に会いに行ったのか?

三葉が東京に遠征する日は、三葉時間で、彗星の日(=瀧くんと奥寺さんのデートの日)の前日です。三葉は、瀧くんと奥寺さんが両思いであることを知っています。デートのお膳立てまでしています。ところが自分は瀧くんのことが好きだと気づいてしまいます。両想いの男女に片思いする女の子。そして明日は二人のデート。あなたが三葉の立場だったらどうしますか?三葉は、一発逆転をかけて必死の東京遠征におもむき、瀧くんを自分に振り向かせるべく思いを伝えに行きます。両想いなのは分かるけど、それでも「私たちは会えば必ずわかる」という勝算の元に。結果は、「お前誰?」でしたが…

■三葉が死ぬ未来を瀧が知り、未来を変えたということ?

三葉にとって彗星が落下した翌日、三葉はご神体のあるクレーターから出てきて彗星が落下してから3年経過した世界を目の当たりにします。そして三葉は、それまで瀧くんが見てきた世界をなかったことにして糸守救出作戦をします。三葉が瀧くんの未来を変えました。

「中学の頃、電車で女の子に組紐を渡される」→「ある日突然女の子と体が入れ替わる」→「三葉を追いかけ消滅した糸守町へ」→「三葉の口噛み酒を飲む」という道を歩むはずだった瀧は、「中学の頃、電車で女の子に組紐を渡される」→「彗星落下事件時、自分とは無縁の事件のはずだけど無性に気になって事件のことを調べる」→「ずっと探していた気がする女性と巡りあう」という道を歩むことになります。

瀧くん(中身三葉)=ブレスレット(組紐無し)
三葉(中身瀧くん)=三つ編み無し

ここは制作側の意図はおそらく視覚的に入れ替わりをわかりやすくする為
ストーリー的には恐らくお互いの普段の細かな服装(髪型)がわからないために生まれた齟齬だと思います。

君の名は 入れ替わり ネットの考察は?

引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14263540359

三葉と瀧は同時に入れ替わっていました。

三葉視点での歴史改変前は、
第一回目が2013年9月2日。
最後のが、2013年10月2日。(計11回目)

です。(新海監督の回答より)

唯一同時でないのが、
瀧が三葉の口噛み酒を飲んで2013年10月4日朝の時点の三葉との入れ替わりに成功した時なんですよ。

瀧が奥寺先輩と司と3人で糸守町探索の旅に出たのは、
2016年10月のある週末なんです。
(少なくとも10月4日よりも後です。)

ですから、
通常の入れ替わりと口噛み酒を飲んででの入れ替わりとは分けて考える必要があります。

ちなみに
2013年9月2日は、瀧は初めて入れ替わりを体験し、三葉の部屋で三葉として目覚めた冒頭のシーンです。

また新海監督が明言されていますが、
実は三葉もこの9/2に同時に入れ替わって瀧として行動していました。
ただし9/2の三葉が瀧として過ごす姿は映画では描かれていません。

9/2の三葉に関しては、9/3の昼休み時にテッシーと早耶香と三人で高校の校庭で会話する場面にての

早耶香「(昨日は)何か記憶喪失みたいだったよ」

三葉「そういえばずっと変な夢を見とった様な気がするんやけど…。」

で表現しているのだそうです。

また、2013年10月2日は

(瀧)
三葉と入れ替わり、 一葉おばぁちゃんと四葉と御神体の祠へ口噛み酒を奉納した日です。

一方
(三葉)
瀧と入れ替わり。
翌10/3を奥寺先輩とのデート日に設定しました。(本当は2016年10/3)

瀧は翌10/3朝にこの事実を、三葉が瀧のスマホに残した日記により知り、慌てて奥寺先輩との待ち合わせに急ぐ事になりました。

また、
新海監督自身が書かれた小説版「君の名は。」では、
映画版では説明されていなかった重要な話がありました。

「繭五郎の大火」で焼失して不明になってしまった、
「組紐の紋様」や「神楽舞」らの意味についても驚くべき意味があったことが語られています。

実は悠久の歴史の中で、ティアマト彗星の隕石は過去に2度落下しています。
そしてその度に集落を壊滅させていました。
そして昔の人々はこの事を何とか後世の人々に伝えようとしました。
それは文字よりももっと長く残る方法で…。

彗星を龍として
彗星を紐として
割れる彗星を神楽舞の仕草として

宮水神社・宮水家は代々それ(彗星の隕石落下の警告)を伝える役目を持っていた訳です。

「繭五郎の大火」は、昔の人々のその重要な警告を消失させてしまったという重大な影響を及ぼしていた訳です。

しかし宮水家の入れ替わり能力も代々受け継がれて来た事が、今回の隕石落下の惨劇回避に繋がったと言えると思います。

映画内でも、おばあちゃんの少女時代の入れ替わりの話しを聞いた瀧は、
「宮水家の代々の入れ替わりはこの日のため(彗星落下の警告)にあったのかも知れない」

と気付いていましたよね。

また三葉と四葉が踊ってた神楽舞の振り付けは、
実は2つに割れ落下するティアマト彗星の姿を表現しているのですよ。

2人の神楽舞の最後のシーンでは、
三葉と四葉が手に持っている鈴付きの棒には赤く長い組紐があります。
鈴付きの棒にはとぐろを巻いた龍があり、これは彗星本体を、
赤く長い組紐は彗星の尾を表しているのですよ。

そして三葉と四葉は、神楽舞の最後にそれを上から下へ半円を描くようにそれぞれ左右へと振り降ろしているのです。

このように昔の人々は、ティアマト彗星落下の警告を組紐の紋様と神楽舞に託して、宮水家の巫女はそれを代々伝承して来ていた訳なのです。
つまりこれこそが宮水家の巫女の使命・宿命だった訳です。
三葉にもその血脈は受け継がれていたのです。

しかしその伝承の意味は忘れられていました。
そして3回目の彗星落下の惨劇が繰り返されてしまった訳です。

しかし『3年間のずれ』があるという宮水家の巫女の入れ替わり能力により、彗星落下の惨劇の歴史は改変されました。

三葉に入れ替わりが起きた一因はそういう事なのだと思いますよ。

また、
瀧が三葉の入れ替わりの対象者になった理由は明言されていません。

残念ながら新海監督の回答では、
「最終的には『なぜ瀧なのか』という理由は一切描かない」と決めたそうです。

「誰かが誰かと出会う事、誰かを好きになる事には、実際には理由なんてないからです。」

「理由づけ、つじつま合わせは、時には物語を貧しくしてしまうと思うから」

との事です。
ですから正解はない訳なんですが…。

新海監督の最初の構想では、
丁度ラジオのチューニングを合わせるように三葉は何人もの人と入れ替わりを行った末に瀧との入れ替わりを体験するというものもあったそうです。

この案からすると、やはり三葉にとっての瀧は一番波長の合う入れ替わり相手であったという事でしょうかね。

タイトルとURLをコピーしました