映画「桐島、部活やめるってよ」の最後で飛び降りたのは桐島?
「桐島、部活やめるってよ」のラストシーンで人が屋上から飛び降りた様に見えるシーンがありましたが、あれは桐島じゃないとしたら誰だったのでしょうか?映画部の誰か?
桐島部活やめるってよ(映画)最後・ラストシーン考察|飛び降りは誰?
映画「桐島、部活やめるってよ」の最後で飛び降りたのは、実際には明確に描かれていないため、確定的にはわかりませんが、いくつかの情報から考えられることがあります。
映画のあのシーンで飛び降りた人物は、屋上に座っている男性であり、映画のストーリーにおいては「屋上の男」としてクレジットされています。この男性は桐島と見分けがつかないように描かれているため、一部の情報からは桐島だとも思われていますが、確証はありません。
映画自体は、桐島が部活を辞める理由を最後まで謎にしたまま、それによって周囲の人々の生き方や考え方を描き出すことを重要視しています。そのため、あえて桐島の辞めた理由を描かずに、観る人々の判断や感想にゆだねるスタイルとなっています。
最後のシーンで飛び降りた人物が誰であるかは、監督や出演者のインタビューでも明確にされていないため、正確にはわかりませんが、物語のテーマや雰囲気を引き立てるために意図的に謎にされていることが伺えます。
桐島部活やめるってよ(映画)最後・ラストシーン考察|桐島が飛び降りる理由は?
映画「桐島、部活やめるってよ」の最後で飛び降りたのが桐島だとしたら、考えられる理由はいくつかありますが、確定的なことは分かりません。ただし、作品内で示唆されている情報や演出から、以下のような理由が考えられます。
まず、桐島が突然部活をやめた理由についてです。映画内では具体的な理由は明かされていませんが、友達たちが桐島の突然の行動に戸惑い、彼を探すことになるほどの影響を及ぼしたことが示唆されています。桐島はバレーボール部で才能を発揮し、スターとして扱われていましたが、周囲の友達と比べて自分の努力が足りないと感じ、目標が見失われたことが考えられます。このような挫折感や自己評価の変化が、部活を辞める理由となった可能性があります。
また、桐島が突然消えたことによって、友達たちの不安や疑念が増大し、自分たちの置かれた状況を考えさせられる契機となったとも言えます。桐島の存在があったからこそ、友達たちは自身の行動や将来について考えることになりました。
映画の最後のシーンで、屋上にいたのが桐島かどうかは、意図的に曖昧に描かれています。これは観客の興味を引き、物語の緊張感を高めるための演出と考えられます。また、屋上に立っていた人物と、後に階段で行き会った人物が同一人物であると思われる描写があります。これは、桐島が突然消えたことへの不安や疑念を表現するために行われた演出であり、観客に対しても同じ感情を共有させる意図があると考えられます。
まとめ:桐島部活やめるってよ(映画)最後・ラストシーン考察|飛び降りは誰?
最終的に、桐島が部活をやめた理由や、最後のシーンでの演出の意図については、観客にゆだねられています。映画自体は、桐島の行動を通じて友情や成長、人生の選択について考えさせることが主眼とされており、そのために意図的に謎や不確かさを残すことで、観客の感情や思考を引き出す手法が取られています。
ちなみに、映画には桐島らしき人物が2回出てきます。
1つが、あなたが指摘した屋上の中2階を降りる遠景のカット。
もう1つは、その彼が飛び降りた屋上に上がっていく映画部員とすれ違う後姿です。そこで、神木君演じる前田が、彼に気づいて、ああ、と見送ります。
時間軸的に、この2人が同一人物である可能性は高く、また、前田と、屋上を見た友弘の2人が「知り合い」であると認識してる。なので、桐島が飛び降りたという見方をしてもおかしくはないシーンでした。