小林愛実さんはジュニア世代から参加したコンクールで全て優勝する圧巻の演奏をで知られた若きピアニスト。
世界にもコンサート・デビューして、現在は挫折を乗り越えて2021年のショパンコンクールにも再挑戦した小林愛実さんの気になるプロフィールをまとめています。
小林愛実wikiプロフィール
名前:小林愛実
生年月日:1995年9月23日
年齢:26歳
身長:149㎝
出身地:山口県宇部市(旧・厚狭郡楠町)
出身高校:桐朋学園大学付属高校音楽科
最終学歴:フィラデルフィア・カーティス音楽院
所属:ワーナークラシックス
3歳からピアノを始め7歳でオーケストラと共演、8歳より二宮裕子氏に師事。
9歳で全日本学生音楽コンクールに史上最年少で優勝し国際デビューを果たす。
2010年(14歳)「デビュー!」でCDメジャーデビュー
小林愛実の経歴
2001年 – 2004年、ピティナピアノコンペティションに4年連続で全国決勝大会に出場
2003年 – フッペル平和祈念鳥栖ピアノコンクール 第1位、こども大賞
2004年 – 8歳の時のピティナピアノコンペティションJr.、G級(高校1年生以下)全国決勝大会第1位、ソナーレ賞、読売新聞社賞。
2004年 – ショパン国際ピアノコンクールin ASIAアジア大会にて第1位金賞
2005年 – 10歳で全日本学生音楽コンクール全国決勝大会・小学校の部にて第1位
2009年 – アジア太平洋国際ショパンピアノコンクール(韓国)でJr部門優勝
2011年 – 第12回ショパン国際ピアノコンクールin ASIAのコンチェルトC部門において、金賞およびコンチェルト賞
2011年 – 第5回福田靖子賞
2012年 – ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールのヤングアーティスト部門第3位[2][3]
2015年 – ショパン国際ピアノコンクールファイナリスト
小林愛実さんは2005年(9歳)以降、ニューヨーク・カーネギーホールに4度出演、パリ、モスクワ、ポーランド、ブラジル等に招かれ、スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ、ジャッド指揮ブラジル響等と共演。
ポーランドには、「ショパンとヨーロッパ」国際音楽祭ほか、協奏曲のソリストとして度々招かれている。
国内でも多数のオーケストラと共演し、サントリーホールをはじめ各地でもリサイタルを行っています。
2010年(14歳)にはショパン生誕200年記念に際して、ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与。
2020年3月には、チューリヒ・トーンハレ管とリストのピアノ協奏曲第1番を共演。
フランスのLCIテレビのドキュメンタリー、日本テレビ「深夜の音楽会」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-BS「みんなのショパン」、NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」など多数のテレビやラジオ番組にも出演。2015年にはTBS「情熱大陸」にも登場
ショパンコンクール
小林愛実さんは2015年にポーランドで開催された「第17回ショパン国際ピアノコンクール」に挑戦。
若手ピアニストの登竜門として世界最高の権威をもつ大会ではファイナリストに選ばれています。
小林愛実さんは7位という結果に終わっていますが、17名の審査員のうち、彼女を入賞の6位以内(同率順位含む)に入れたのは10名と僅差で入賞を逃していました。
2021年開催の第18回ショパン国際ピアノコンクール2021に小林愛実さんは再挑戦。
全164名のうち小林愛実さんを含む日本人は31名
13名通過が予備予選を通過しています。
■予備予選通過者 13名
・古海行子さん (Yasuko Furumi)
・原沙綾さん (Saaya Hara)
・五十嵐薫子さん (Kaoruko Igarashi)
・今井莉子さん (Riko Imai)
・伊藤順一さん (Junichi Ito)
・岩井亜咲さん (Asaki Iwai)
・小林愛実さん (Aimi Kobayashi)
・京増修史さん (Shushi Kyomasu)
・沢田蒼梧さん (Sohgo Sawada)
・進藤実優さん (Miyu Shindo)
・反田恭平さん (Kyohei Sorita)
・角野隼斗さん (Hayato Sumino)
・竹田理琴乃さん (Rikono Takeda)
予備審査免除1名
・牛田智大さん(Tomoharu Ushida)(2018年 浜松国際ピアノコンクール2位入賞により)
小林愛実さんはその後、さらに第2次審査も突破し第3次審査へとコマを進めました。
他にも反田恭平、角野隼斗、古海行子、進藤実優の合計5人の日本人がいます。
小林愛実のツイッターやインスタグラム
小林愛実のツイッター
@aimi_piano
小林愛実のインスタグラム
@aimi923
小林愛実のフェイスブック
小林愛実の高校や大学など学歴は?
小林愛実さんの通っていた学校は次のとおりです。
出身高校:桐朋学園大学付属高校音楽科
最終学歴:フィラデルフィア・カーティス音楽院
小学校6年生だった2007年に桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」仙川教室に特待生として入室。
2008年から2009年にかけて東京倶楽部特別助成金を受けています。
2011年4月より、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)に全額奨学金特待生として入学。
2013年9月より、アメリカのフィラデルフィア・カーティス音楽院に留学しマンチェ・リュウ教授に師事しています。
小林愛実さんがアメリカにピアノ留学をするきっかけは、アメリカで開かれた国際コンクールで、初めて優勝を逃し3位に終わったことから。
経験したことのない挫折に自問自答を繰り返す中、一切のコンサート活動を休止し留学することを決意。
満を持して臨んだ復帰戦が2015年の「ショパン国際ピアノコンクール」への挑戦だった。
小林愛実の身長は?手の大きさは?
小林愛実さんの体重については具体的な数字は公表されていないものの身長は149㎝です。
日本人としても小柄な体格の小林愛実さんですが、それでもショパンコンクールなどで圧巻の演奏を披露しています。
ピアノは手の大きさも演奏に影響する要因となりますが、小林愛実さんの音色を利く限りでは、そうした身体差を感じさせることはないですね。
小林愛実の両親は?
小林愛実さんがそもそもピアノを始めたきっかけは、人見知りな性格を危惧した両親のすすめでした。
ただ小林愛実さん一家は音楽家系ではなく普通の家庭で、むしろ音楽とは無縁な家庭だったそうです。
両親にしてみれば、ピアノが情操教育になればという思いだったと思いますが、結果は、あまりの急速なピアノの進歩の速さに驚かされることになります。
小林愛実さんの両親のすごいところは、その才能を押し上げるための努力をいとわなかったこと。
レベルに見合った指導者を母親が探し、なんと日本のピアノ教育界の重鎮である二宮裕子女史に直接電話でレッスンのお願いをしたそうです。
その4年後には、家族で東京に引っ越して(習っている先生と同じマンション)レッスンを受けるようになりますが、それまでなんと小林愛実さんは飛行機で山口から東京にレッスンを受けに通っていたそうです。
小林愛実さんにとっても大変な負担だったと思いますが、それ以上に両親が経済的に支えてくれたことが大きかったんじゃないでしょうか。
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小林愛実は二宮裕子に師事
桐朋学園高校音楽科卒業後、フルブライト留学生としてニュヨークのジュリアード音楽院に学び、6年間、ベヴエリッジ・ウェブスター氏に師事し、研鑽をつむ。その間、第29回日本音楽コンクール第1位、アスペン音楽祭ビアノ・コンクール第1位、エオリアン・ピアノ・コンクール第1位を受賞し、また、ジュリアード音楽院在学中にThreeまた、コネティカット Art Clud賞、MerryDrig賞、ロックフェラー財団特別賞を受賞する。同校を卒業後、コネテイカット州・ハートカレッジの講師を7年間務める。多くのリサイタル、オーケストラとの協演、室内楽、テレビ出演。1973年よりはJAPANTRl0メンバーとして、堤剛、数住岸子とヨーロッパ、アメリカ全土で活躍。1975年l0月に帰国後、全国各地でのリサイタル及びNHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団(小澤征爾指揮)、群馬交響楽団との協演。又日本、米国、ヨーロッパにて、多くの、 国際ピアノコンクールの審査を務める。現在、桐朋学園大学講師、社団法人全日本ピアノ指導者協会の副会長、コンクール事業部長を務める。
引用:http://www.piano.or.jp/report/yamaham_shosai/yahamam_ninomiya.html