小林さやかさんは『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』（通称：ビリギャル）のモデルとされる人物。
慶応大学だけでなく、関西学院大学、明治大学にも現役合格を見事果たしていますが出身高校は「金城学院」？「愛知淑徳学園」、「椙山女学園」？
小林さやか（ビリギャル）出身高校は？金城・淑徳・椙山？
大人になった「ビリギャル」が悟った受験する意味、勉強って「自分のため」にするものじゃない
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の「ビリギャル」こと小林さやかさんは34歳になった。大学卒業後は、ウェディングプランナーとして従事し、その後フリーランスに転身、2022年秋から米国コロンビア大学教育大学院の認知科学プログラムに留学中だ。大人になってようやく見えてきたという勉強する意味を『ビリギャルが、またビリになった日 勉強が大嫌いだった私が、34歳で米国名門大学院に行くまで』より一部抜粋・編集のうえお届けする。
■偏差値は「生きる力」にはならない
学生のときの私と、今の私は当たり前だけど全然違っていて、そのときわからなかったことが、今ならわかる。そんなことばっかりだ。ビリギャルで描いてもらった受験の経験は、私の人生のほんの一部。たった1年半の出来事だ。それ以外の時間でもっと多くのことを、多くの経験と出会いを通して学んできた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b604eeb4cbe844b2393cd27c3ddfa2e7f34118c8
小林さやか（ビリギャル）出身高校は愛知県の名古屋でお嬢様学校（SSKの3校はいずれも学力偏差値60台の進学校）とされる中高一貫校。
小林さやかさんは中学校受験で合格、当時は4教科ではなく国語と算数の2教科だったそうです。
「金城学院」
「愛知淑徳学園」
「椙山女学園」
の3つのうちいずれかで、地元の名士、上場企業役員一族の子女たちが（小）・中学校から進学。
特に昔の金城学院は良家の子女が通われていてＯＧには元内閣総理大臣夫人の方々や上場企業会長夫人なども多数いらっしゃるようです。
ビリギャル本に出てくる
「算数と国語の2教科受験」
「Aクラス・Bクラス・Cクラスの3クラス制」
また投稿サイト「Story.jp」に掲載されている成績表の学年人数などから、愛知淑徳学園である可能性が高いとされています。
「週刊朝日」（朝日新聞出版）の「全国3332高校主要大学合格者数総覧」で愛知淑徳学園の合格実績を見ると、卒業生279名のうち
早稲田5名
慶應6名
明治22名
青学14名
中央11名
立命館66名
東大1名
京大3名
名古屋大22名
となっていて、ビリギャルはビリと言っても、あくまでも“進学校でビリ”ということが分かっています。
まとめ：小林さやか（ビリギャル）出身高校は？金城・淑徳・椙山？
ビリギャルはむしろ進学実績のいい、偏差値の高い高校でした。
地元の名古屋大学には毎年10名位合格者を出している進学校です。
推薦も使えるようですから、早慶に20名、MARCHに80名以上の合格者を出しています。
坪田塾に入塾した高2の夏には偏差値40未満であっても、受験のために集中して勉強して合格した経験があったので、1年半で慶應SFCに合格できたのだと思います。
主人公のさやかちゃんが受験したのは、まずは関西学院大学。その次に明治大学（政治経済学部）と上智大学。そして慶應義塾大学経済学部、商学部、文学部、総合政策学部です。
このうち、関西学院大学と明治大学には合格。上智大学と慶應義塾大学経済学部・商学部・文学部には不合格。そして最後に慶應義塾大学総合政策学部に合格し、進学を決めました。
もし慶應義塾大学総合政策学部に不合格ならば、（明治大学ではなく）関西学院大学へ入学する方向だったようです。
ちなみに、小林さやかさんはその後、Twitterで米カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）と、コロンビア大学の大学院入試合格を報告しています
