「恋する母たち」はぎりぎりで平穏を保っている迷える母たちの心の隙間に入り込んだ、夫とは別の男性との恋愛模様と友情を描くドラマ
引用:https://natalie.mu/eiga/news/392190
恋する母たち(ドラマ)のあらすじ
名門中学に息子を通わせている三人の母たちの物語。
いずれの子供たちも出来が悪くて落第目前。
夫は外に女をつくって家を出て行ってしまったり、社内不倫に夢中だったり、波風立たないが刺激に乏しかったり・・・。
互いの心中を少しずつさらけ出し合いながら、三様の人生はやがて交錯し始める。
母であり、妻であり、現役の”女”である彼女たちは、それぞれの岐路に立ったとき、どんな行動をとるのか?心に芽生えた思いは叶えられるのか?
子供は、夫は、出会った新たな男たちはどんな反応を見せるのか?
アラフォーを過ぎたからこそ向き合える、「妻」でも「母」でもない、「女」としての自分。
それぞれに満たされない思いを抱えた彼女たちに待ち受けていたのは、予期せぬ出会い、そして別れ。
心の支えはやがて手放せない情愛に変わり、ドキドキの時間は家族を守るための癒やしとなった。そして、ストレートな好意は理性をも捨てさせて…!?
恋する母たち(ドラマ)の原作
ドラマ「恋する母たち」は柴門ふみのマンガが原作で、「女性セブン」(小学館)で2017年から2020年7月まで連載されていました。
脚本は「大恋愛~僕を忘れる君と」の大石静が担当しています。
■柴門ふみの代表作
P.S. 元気です、俊平
東京ラブストーリー
あすなろ白書
柴門ふみ コメント
境遇も性格も異なった3人の女性が共通の悩み事を通じて出会ってしまうという設定は「想い出づくり」からヒントを得、複数の同時進行の恋愛で引っ張って行くスタイルは「金曜日の妻たちへ」で学びました。なので今回のTBSドラマ化に、奇縁というよりむしろ必然を感じます。連載当初からドラマ化のお話をいただき、何年もかけてキャスティングのご提案を受けました。その結果、これ以上望むべくもない原作のイメージ通りの配役をしていただけました。美貌と演技力を兼ね備えた女優さんたちでワクワクします。脚本は大石静さんですから、これはもう間違いありません。この秋は“金曜日の恋する母たち”を、イチ視聴者として楽しみたいです。
■大石静の代表作
トップスチュワーデス物語
ふたりっ子
First Love
功名が辻
ギネ 産婦人科の女たち
セカンドバージン
コントレール~罪と恋~
家売るオンナの逆襲
大恋愛~僕を忘れる君と
知らなくていいコト
恋する母たち(ドラマ)のキャスト相関図
木村佳乃 石渡杏役
吉田羊 林優子役
仲里依紗 蒲原まり役
阿部サダヲ 今昔亭丸太郎役
小泉孝太郎 斉木巧役
磯村勇斗 赤坂剛役
森田望智 山下のり子
瀧内公美 斉木由香
奥平公兼 林大介
宮世琉弥 蒲原繁秋
藤原大祐 石渡研
渋川清彦 石渡慎吾
玉置玲央 蒲原繁樹
矢作兼 林シゲオ
夏樹陽子 石渡綾子
木村佳乃 石渡杏役
旅行代理店で働く夫と息子の3人で何不自由ない生活を送っていたが、11年前に夫に突然失踪したことで生活は一変。不動産屋でパートをしながら一人息子を育て、この春有名進学高校に入学させたシングルマザー
同じ高校に通う息子を持つ3人の母の恋物語。
果たして母は恋をして良いのか?
母になったら、女ではないのか?
恋心が理性に打ち勝つ瞬間。そんな難題に立ち向かう事になりました。
実は私、この漫画のいちファンとして読んでおりました。
まさかその中の1人を自分が演じる事になろうとは…!
精一杯、恋する母を演じます。どうぞ宜しくお願い致します。
吉田羊 林優子役
杏と同じく名門校に通う息子を持つ母親役。
コジカビールの社員で宣伝部課長を務め売れない小説家の夫と、高校生の息子を養うキャリアウーマン。順風満帆な家庭に見えるが、息子が長らく引きこもり生活をしていることに悩んでいる
若い頃、柴門ふみさんが描く「楽しいだけじゃない、リアルな恋」に幾度となく鍛えられてきました。しかし今回の主人公は「母」。全てを投げ打って恋人の元へなんて簡単には出来ません。なのに彼女たちは、逆風吹き荒れる荒波に、本能で、船を漕ぎ出すのです。
「妻・母・嫁」──。結婚した彼女たちには沢山の役割があります。私が演じる優子さんには、加えて仕事も。こうあるべきという各枠の中で、迷い、もがき、覚醒してゆく彼女たちですが、その根底には、「必要とされる喜び」というピュアさがある気がしてなりません。皆様に共感していただけるよう、丁寧に精一杯演じさせていただきます。
仲里依紗 蒲原まり役
同じく名門校に通う長男を持ち、3児の母である蒲原まりを演じるのは仲里依紗。夫は法律事務所の代表でセレブ暮らしを送っているが、彼の不倫を問い詰めることができずにいる
TBSのドラマに出演させていただくのは、「あなたのことはそれほど」以来となります。
そのときとは180°違う役柄なので、今からとても楽しみです。
今回演じる蒲原まりは、天真爛漫に見えて、すごく考えている人なので、そのあたりをきちんと演じていきたいと思います。
阿部サダヲ 今昔亭丸太郎役
チャリティイベントで出会ったまりに一目惚れし、強引に誘いをかけるバツ3の人気落語家
人妻に恋をしてしまう100年に1人の天才落語家というハードルの高い役だなぁと思いました。以前TBSドラマ『タイガー&ドラゴン』で落語家をやらせていただきましたけど、その時の「どん太」とは全然違うのでプレッシャーを感じています。「これは恋に落ちる!」と納得していただけるような演技をしないといけません! 今までに醸し出したことのない大人の色気を、皆さんの協力によって作り上げたいと思っております! よろしくお願いします。
小泉孝太郎 斉木巧役
杏の前に現れる、夫の駆け落ち相手の夫
僕の大親友のムロさんが『大恋愛』でお世話になった磯山プロデューサーと脚本の大石さんと初めてご一緒出来ることにとてもワクワクしています。大恋愛になるかどうかは分かりませんが、『恋する母たち』の物語の中で、僕が木村佳乃さんとどういう関係を持ち、どういう男なのか、ソワソワ、ドキドキしながら物語の展開を見ていただけたらなと思います。原作とは違う印象があるかもしれませんが、斉木巧という男を自分でも今まで演じたことのないタイプの男として遊んでみたいと思います。
磯村勇斗 赤坂剛役
優子と同じ会社で働く優秀なイマドキ部下
最初にお話をいただいた時、遂に大人の世界に一歩足を踏み入れるのか、と思いました。
職場の上司に恋をしたら、その人が子を持つ母だった。本来なら決して許されぬ恋だと思いますが、ドラマの中では「赤坂剛」として、純粋に、自分の気持ちに嘘をつかず、好きな想いを真っ直ぐにぶつけていきたいと思います。そして、この作品を通して、恋に苦悩する女性たちの心を少しでもほぐせるよう作品に向き合っていきます。
藤原大祐 石渡研
女手ひとつで育ててくれた母を常に思いやる優しい高校生の杏の息子
■藤原大祐コメント
初めてドラマの内容をお聞きした時、かなり大人のお話だなと思いました!(笑)そしてご一緒させていただくキャストの皆さんがとても豪華なので、一緒に作品に参加させてもらえる喜びを感じました。僕が演じる石渡研は、父親が失踪して母親と2人で暮らす高校生。劇中で巻き起こる様々な出来事に石渡研として真っ直ぐに向き合って、木村佳乃さん演じるお母さんと一緒に、家族で乗り越えていきたいなと思います。
森田望智 山下のり子
まりの夫・繁樹の弁護士事務所に所属する新人弁護士で、繁樹が妻帯者と知りながらも男女の関係となり、まりへの嫉妬のあまり思いもよらない行動をとる
瀧内公美 斉木由香
斉木巧の妻で、杏の夫と駆け落ちをした女性
奥平公兼 林大介
長らく引きこもり生活を送る優子の息子
■奥平大兼コメント
初めて台本を読ませていただいた時、大人の恋愛ということもあり自分の歳だと見られない世界のお話だったので、とても面白いと感じました。ドラマに出演させていただくことが初めてで、僕が演じる大介もとても複雑な役柄なのでプレッシャーなど感じることもありますが、それ以上に役のことを考えるのをとても楽しく感じています! 一生懸命自分の力を出せたらいいなと思っています!
宮世琉弥 蒲原繁秋
何不自由ない生活を送りながらも両親に反抗を繰り返すまりの息子
■宮世琉弥コメント
このたび、蒲原繁秋役を演じさせていただくことになりました、宮世琉弥です。原作も読ませていただいて、本当にこのような作品で演じてみたかったですし、仲里依紗さんと家族になれるのが夢かなと思うくらい凄くうれしかったです! 息子役の他のお2人も同い年ですし、撮影が始まるのが楽しみで仕方ないです。尊敬する阿部サダヲさんや小泉孝太郎さん、磯村勇斗さんに負けないくらいの色気を僕たち息子3人も出していきたいと思います。高校生の色気で勝負していきます!
渋川清彦 石渡慎吾
11年前に失踪した杏の夫
玉置玲央 蒲原繁樹
自身の弁護士事務所の部下と不倫をしているまりの夫
矢作兼 林シゲオ
売れない小説家の優子の夫
夏樹陽子 石渡綾子
杏の夫・慎吾の母
恋する母たち(ドラマ)の最終回・結末をネタバレ
名門中学に通わせる息子はいずれも出来が悪くて落第目前。
そんな息子たちをきっかけに出会ったのは、
夫が不倫相手と失踪しシングルマザーで息子を育てる・杏、不倫夫に悩むセレブ妻・まり、専業主夫を持つキャリア妻・優子。
互いの距離を少しずつ縮めながら交錯する三様の人生は急展開を迎える。
新たな恋に踏み切った矢先に失踪した夫とまさかの同居することになった杏、恋も家族も捨てて仕事に邁進する優子、、“新しい家族”の形を模索するまり――めまぐるしく変化する人生とともに三人の恋はそれぞれ新たなステージへ。
一時は夢中になった恋だけれど、アラフォーを越えた自分が抱える“かけがえのないもの”との“両立”はそう一筋縄ではいかない。冷静に、そして大胆に選ぶのは、これまでの糧があるからこその道。
ときめきに溺れた母たちを待ち受ける「試練」とは–
恋する母たち(ドラマ)の感想
それぞれ全く違う環境、生き方をしているんだけど、息子が同じ名門校に行っていて落第しそうだという共通点がある。
杏、まり、優子、みんな一生懸命で子供を大切に想っている立派なお母さん。
でも母として不安になったり焦ったり、妻としての苦しみがあったり、時には女として心が揺れたり…。実はみんな表に出さないだけで、色んな葛藤の中で母親をやっているんだなと思わされる。案外現実の母親たちも、こうなんじゃないかな。
今は無料分を毎日の楽しみとして読んでいるけど、無料分が終わっても続きを読んでいきたい作品です。
ありそうでない主婦の話です。主婦のおとぎ話と言ったほうがいいかな。だから、主婦として現実的でない話としてハマりました。それぞれの不倫相手がみなスペックがいいし、当人達も何だかんだと普通の主婦ではありません。