米一俵に相当するお米は現代度量衡でいう何キロになるんでしょうか?
また米一俵に相当するお米は、だいたいの売値はいくらくらいになるんでしょうか?
米一俵の重さは何キロ?
米一俵の重さは何キロなのかというと、60kgに相当します。
今は30kgの袋が使われるのが普通です。
通常の1俵を容積で換算すると玄米換算で約4斗=400合です。
一俵=4斗=40升。
ちなみに、米1俵を精米すると何キロになるのかというと、
籾からなら約7割
玄米なら約9割
くらいの重さになります。ただし米の分が悪いと摺りが減り、米糠が多くなります。
ですので一般的な米一俵を籾から精米した場合の重さは、60kg×70%×90%=38kg程度になりそうです。
米一俵はいくら?
農家が農協に供出する場合の買取価格ですが一般のコシヒカリで米一俵はいくらが¥16000~¥17000くらいが大体の相場になります。(精米していないお米です)
この価格は30年以上変わっていません。たまに不作の年があると上がりますが、全国的に不作で、ある地域だけ平年どおりだったりするとその地域の買い取り価格が¥20000を超えたこともあったようです。
さて売値ですが、お米を精米すると10%くらい量が減ります。10キロの玄米からは9キロの白米が出来る換算です。
10キロの白米ですと11キロくらいの玄米が必要ですね。現在の流通価格では白米60キロで24000円くらいじゃないでしょうか。
10キロ当たりで4000円となり、市販されている10キロのお米でこれよりも値段が低ければ安いと言えるし、これよりも値段が高ければ価格は高い方だと考えて良さそうです。