迷う本来の意味は?布の糸が片寄る?前と間を空ける?#ことば検定

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5月27日の「グッドモーニング」内のクイズ「ことば検定」で出題された問題は「迷う本来の意味は?」でした。

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朝日新聞出版

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答え:迷う本来の意味は?【ことば検定】

青:布の糸が片寄る
赤:前と間を空ける
緑:中国語「母ちゃん」

答え:布の糸が片寄る(青)

「迷う」の由来
「迷う」の由来は「紕う(まよう」という古い言葉にあります。本来の「紕(ひ)」の字義は、ふちかざり、へりのかざりのこと。「比」はならべる意味なので、糸+比では糸を並べてひもを組むという意味でした。

そして「紕う」は布の織り目がゆるんで薄くなり、糸が片寄った状態のことで、糸が片寄る→糸が乱れる→もつれてからむ→あちこちに移り動く、入り乱れるというように意味が転じていき、物事の整理がつかなくなる状態を表すようになりました。その後で意味の近い言葉である「惑う(まどう)」と混同されたようです。

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