8月9日の「グッドモーニング」内のクイズ「ことば検定」で出題された問題は【「有終の美」「有終」の本来の意味は?】でした。
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答え:「有終の美」「有終」の本来の意味は?【ことば検定】
青:最後まで成し遂げる
赤:最後に結果を出す
緑:マジック点灯後消滅
答え:最後まで成し遂げる(青)
有終之美の解説 – 学研 四字熟語辞典
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%9C%89%E7%B5%82%E4%B9%8B%E7%BE%8E/
ゆうしゅうのび【有終之美】
最後までしっかりやり通し、立派な結果を残すこと。しめくくりを美しくするという意から。
注記「有終」は、最後をまっとうすること。「有終の美を飾る」という表現で用いられる。
「有終の美」の由来は中国最古の詩集「詩経(しきょう)」にあると言われています。
この「詩経」に、
初め有らざるなし、よく終わりあるはすくなし
という一文があります。
これは、「初めは「やり遂げよう」という気持ちがあっても、実際にやり遂げるのは難しい」という意味です。
この一文が語源となって、「有終」(立派にやりとげること)という意味の言葉ができました。
そこから、「立派に美しくやり遂げる」という意味で「有終の美」という表現をするようになったと考えられています。
「優秀の美」は誤用
「有終の美」を「優秀の美」と表記する人がいますが、これは誤用です。「優秀」も「ゆうしゅう」と読みますし、「優秀な最後」でも「立派な最後」と解釈できてしまいそうな気がしてしまいますよね。。。
しかし、「優秀」は、「他のものより優れている」という意味の言葉なので、そもそも「有終」とは意味が違います。
「優秀の美」という表現は存在しませんので、間違えることのないよう注意しましょう。
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