「ホタテ」名前の由来は縦縞?保存食?#ことば検定

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8月13日の「グッドモーニング」内のクイズ「ことば検定」で出題された問題は【「ホタテ」名前の由来は?】でした。

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朝日新聞出版

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答え:「ホタテ」名前の由来は?【ことば検定】

青:たてじま
赤:保存食
緑:

答え:たてじま(青)

学名 Patinopecten Yessoensis (JAY) は、
 1856年にアメリカ人の Jay によって命名されたもので、その意味するところは、「蝦夷産の櫛」で、ほたて貝殻の表面にある条肋を櫛の歯になぞらえたものです。

ほたての名の起こりは、和漢三才図会(1716年、寺島良安編)に見られるように、「その殻、上の一片は扁(ひらた)くして蓋のごとく、蚶(あかがい)、蛤(はまぐり)の輩と同じからず、大なるもの径1~2尺(30~60cm)、数百群行し、口を開いて一の殻は舟のごとく一の殻は帆のごとくにし、風にのって走る。故に帆立蛤と名づく。」によるものであろう。

おそらく、昔は、この貝が一片を帆のように立てて海中を走るものと考えられていたのであろうが、これは、実は誤りである。たしかに、素早い運動はするけれども、それは、貝の中に入っている海水を勢いよく吐き出すこと(閉殻筋=貝柱によって殻を閉じる)によって、その反作用で跳ぶように動くもので、帆を立てて走る云々は当たらない。

http://www.aomoritomoya.co.jp/scallop/name.html
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