高校野球でコールドゲームのルール・条件はどうなっているんでしょうか?
得点差は何点差でコールドゲームとなるんでしょうか?県大会・甲子園でコールドゲームは?
高校野球(県大会)でコールドゲームのルール・条件は?
高校野球(県大会)でコールドゲームのルール・条件は
10点差で5回コールド
7点差で7回コールド
- 得点差コールドゲーム
正式試合となるコールドゲームを採用する場合は、5回 10 点、7回7点と統一する。
ただし、選抜高等学校野球大会、全国高等学校野球選手権大会、全国高等学校軟式野球選手権大会では適用しない。 (規則 7.01(c))
高校野球特別規則は正式な試合のみで他の試合は必ずしも適用されるわけではありません。
ルールは統一されているが、各都道府県の高野連が採用するかの判断は自由となっているようです。
2022年の学館浦安と専松の対戦では7回で8-2なのに8回で11-2のコールドでした。
7回表終了時に6点未満で 8回表に11点まで取れば7回7点差コールドルールにはなりません
例えば、先攻が勝ったとして、7回終了時点では「6-0」で、8回表に5点が入って「11-0」となり8回コールドとなりました。
高校野球(甲子園)でコールドゲームのルール・条件は?
高校野球(甲子園)でコールドゲームのルール・条件はありません。
5回コールド、7回コールドで試合終了とはなりませんが、その代わりに延長13回から、タイブレークがあります。
- タイブレーク制度の採用
(1) 以下の大会でタイブレーク制度を採用する。
硬式…春季・秋季都道府県大会、春季・秋季地区大会
選抜高等学校野球大会、全国高等学校野球選手権大会(地方大会含む)
軟式…春季・秋季都道府県大会、春季・秋季地区大会
全国高等学校軟式野球選手権大会(地方大会含む)
(2) タイブレーク制度の運用は以下の通りとする。
▽ タイブレーク規定
① タイブレーク導入開始回については、12 回終了時に同点の場合 13 回からタイブレークを開始する。
② 打順は、12 回終了時の打順を引き継ぐものとする。(次回以降も前イニング終了後からの継続打順)
③ 走者は、無死、一・二塁の状態から行うものとする。この場合の2人の走者は、前項の先頭打者の前の打順のものが一塁走者、一塁走者の前の打順のものが二塁走者となる。
④ タイブレークを開始する各イニングの前に、審判委員と両チームは各塁上の走者に誤りがないか十分に確認する。その後、守備側の選手交代およびポジション変更、攻撃側の代打および代走は認められる。
⑤ タイブレーク開始後、降雨等でやむなく試合続行が不可能になった場合は引き分けとし、翌日以降に改めて再試合を行う。
⑥ タイブレーク開始後、15 回を終了し決着していない場合はそのまま試合を続行する。ただし、1人の投手が登板できるイニング数については 15 イニング以内を限度とする。