高校野球(甲子園)で決勝は何時から始まるんでしょうか?
同じく第4試合や第3試合、第2試合の開始時間は?
甲子園(高校野球)の決勝は何時から?
高校野球で甲子園の決勝は何時から始まるのかというと、毎年、試合開始は14時が恒例となっています。
2016年だけはリオデジャネイロオリンピックのテレビ中継の時間を考慮して15時開始となりました。
午後2時といえば一番暑い時間帯ではあるのになぜ、決まってこの時間から開始なのかというと、甲子園という球場施設が関係しています。
甲子園球場はテレビ中継を見てわかる通りグラウンドが直射日光に晒されるものの、午後に入ると徐々に日陰の面積が増えていきます。
午後2時を杉田当たりからグラウンドも日陰でおおわれる面積が多くなり、選手にとってもプレーがしやすくなるだろうという配慮が成されているということです。
ただ本当に選手のことを考えるのであれば、日陰とかそういうことを考慮するのではなくいっそのことドーム球場のように屋根と空調のある球場を使うのが良いのかもしれませんね。
高野連は資産14億円以上 毎年約1億円利益出す超優良法人
引用:https://www.news-postseven.com/archives/20170821_605422.html?DETAIL
連日熱戦が繰り広げられる第99回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)。爽やかな球児の姿とは対照的に、この一大イベントは大金の動くビッグビジネスでもある。宮本勝浩・関西大学名誉教授は今大会の経済効果を350億8080万円と試算しているほど。ただし、遠征費用やら応援団のバス代など、多額のカネがかかり「甲子園貧乏」に陥る高校もある。
甲子園を巡るビジネスは悲喜こもごもだが、どう転んでもホクホクなのが高野連だ。昨年の大会収支によれば、入場料収入は約4億5170万円。開催経費など支出は約3億5634万円で、9536万円以上の剰余金があった。
甲子園(高校野球)第3試合や第2試合は何時から?
甲子園(高校野球)では1日のうちに最大で4試合が行われますが、第4試合、第3試合、第2試合、第1試合の開始時間は
第4試合 15:30
第3試合 13:00
第2試合 10:30
第1試合 08:00
というタイムスケジュールとなっています。
ただ試合展開によっては時間が後ろ倒しになることも珍しい話ではありません。
ちなみに、過去の夏の甲子園高校野球で最長試合時間は1933年第19回大会の中京商(現:中京大中京)と明石中の試合です。
準決勝で延長25回(これも最長記録)で4時間55分だそうです。
ただ現在の甲子園大会では延長戦の最長は15回まで。
15回で決着がつかない場合は再試合として後日行なわれることになっています。
甲子園(高校野球)で最も遅い時間は何時から?
甲子園で最も遅い時間にやったのは何時までなのかというと、記録に残っている夏の第60回大会(1978年)以降では、以下の試合になります。
・第89回(2007年夏)2回戦:文星芸大付(栃木)5-2興南(沖縄)
終了時刻:20時43分
この日(8月14日)は、第1試合が延長11回、第3試合の佐賀北(佐賀)対 宇治山田商(三重)も延長15回引分け再試合となったため、試合開始が18時28分、これも最も遅く始まった記録でした。
なお、第76回(1994年夏)の佐賀商(佐賀)対北海(南北海道)は、途中1時間43分の雨天中断があり、終了時刻は20時42分でした。
ただし、上記2007年は第1試合の開始時刻が8:30だったのに対し、この頃は8:00開始でした。かつ準々決勝は1日で4試合とも行っていました。
よって、「4試合消化するのにもっとも長い時間を要した」のは、第76回の準々決勝ということになります。
もっとも、上記は「記録が残っている1978年以降」です。実際には、もっと遅い時間に終わった試合がありました。
・第50回(1968年夏)1回戦:津久見(大分)6-5高岡商(富山)=延長12回
終了時刻:21時27分