天気予報の降水確率70%というのはどれくらいの割合で雨が降るんでしょうか?ほとんどの確率で雨が降るという解釈でいいのでしょうか?
曇り時々雨で降水確率70%の日にディズニーやUSJ(ユニバ)、キャンプはどうなんでしょうか?
降水確率70%はどれくらい?傘は?
a)予報区内で一定の時間内に降水量にして1mm以上の雨または雪の降る確率(%)の平均値で、0、10、20、…、100%で表現する(この間は四捨五入する)。
b)降水確率30%とは、30%という予報が100回発表されたとき、その内のおよそ30回は1mm以上の降水があるという意味であり、降水量を予報するものではない。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/yoho.html
降水確率は気象庁が定めた定義に従って発表されます。
降水確率70%とは、「過去同様な気圧配置の日が100日有って、そのうち70日は雨が降った」と言う意味になります。
降水確率は予報された区域に予報された期間のあいだ、1mm以上の雨や雪が降る確率を表します。ちなみに、雨が降っても、降水量測定器で0.5mm未満なら降水量0mm。
したがって、雨の降る量や強さは降水確率だけでは分かりません。
日本気象協会の天気予報なら、その時間帯にどれくらいの雨が降るかを表す降水量が書かれているので、その降水量を参考にしたほうがいいです。
日本気象協会
曇時々雨で、降水確率が60%でも外出は避ける必要はないと思いますが、傘はお持ちになった方がよいでしょう。
ただし、同じ「くもり時々雨」でも、風が強い予報となっていたり、雨が強く降る予報になっているのであれば、外出は控えた方がよいものと思います。
降水確率70%でディズニー・ユニバは?
雨のユニバ(USJ)・ディズニーも思い出のひとつになるはずなので(いい意味でも悪い意味でも)、雨だからと言って楽しむのを諦めるのはもったいないです。
パレード類は軒並み中止になることが予想されますが、その代わりに雨仕様の特別なミッキーがパレードルートを散歩するなど、普段とは違った楽しみ方ができます。
ユニバ(USJ)・ディズニーに行って帰ってきたときに、雨だったけど珍しい経験ができたと思えるように、ボジティブに楽しんではいかがでしょうか。
ちなみに、ディズニーだと屋根があるエリア・ワールドバザールやマーメイドラグーンなどは激混みになることが予想されます。
雨の日はジャングルカーニバル(ランド)やアブーズバザール(シー)で雨の日限定チャームをゲットしたり、室内のショー(ワンマンやビッグバンドビート)を鑑賞できます。
屋外アトラクションは空いているので濡れる覚悟がる方にはいいかもしれません
また、行くならあったかい格好をして、靴なども気をつけないと雨が染み込んでしまいます。
靴下も濡れて凍えないように気を付けましょう。
折り畳み傘もしくは風が強そうであれば普通の長い傘を持っていくようにしましょう。
ポンチョは着たり脱いだりが面倒でなければ持っていくと便利です。
ディズニーの屋外のアトラクションは、ゲリラ豪雨以外は、可能な限り営業します。
それよりは雷、雷雨、台風並みの強風の方が営業停止になる可能性が高いです。
まとめ:降水確率70%はどれくらい?
「降水確率」は、1mm以上の雨が降る確率を言います。
降水確率70%とは、「予報される区域内で(面積は問わず)、予報された期間内に、『降水量1mm以上の雨が降る』と100回同じ予報が出された時に、70回は雨が降っています」という意味です。
午前6時から正午までの雨の降る確率を出そうとする時には、同じような気象条件の中でその6時間以内に百回中何回雨が降ったかをカウントします。
例えば、降水確率90%の場合、ほぼ確実に雨が降るけど、雨量が1時間に1mmか50mmかまではわかりません。
また、100回中4回降ったら四捨五入されるので0%になります。
したがって降水確率0%でも雨の降る可能性はないとは言えません。
降水量1mm以上というだけです。予報された区域内で、予報される期間のあいだに、降水量1mm以上の雨が降れば「降った」です。
雨の強さを示す確率ではない点に注意をしましょう。