天気予報で「降水量4㎜」と予想されていた場合、実際にはどれくらいの雨が降るんでしょうか?
降水量4㎜で傘は必要?自転車に乗ったりゴルフはできる?
降水量4mmの雨はどのくらい?傘は必要?
降水量が4mmとは、1時間に4mmの雨が降るということ。
降った雨が流れたり地面にしみこんだり蒸発しなかった場合に水深3mmの水が溜まる程度の雨で、弱くもなく特に強くもない雨です。
降水量が4mm/hくらいならそんなに大きくない雨粒なので落下速度は6m/sくらい
具体的には、傘は必要だけど、夕立ほどの強い雨ではない。
雨粒は小さいので風速の影響をもろに受けそうですが粒に当たる風の量は少なく、雨にも重さがあるので風速が5m/sでは軒先を3mとすれば軒下に入ってくるのは30-40cmくらいではないでしょうか、横殴りの雨にはなりません
傘でしのげる程度の雨ですが逆に傘がないと降水量4ミリなら短時間の外出でも上半身から下半身までずぶ濡れになるくらいです。
体感的には1mm以下だと傘がなくても何とかしのぐことはできますが、1mmを超えれば傘なしではいられません。
降水量が4mmとか5mmは結構降っている雨で本降りになりだしたくらいの雨です、地面には水溜りが出来ますし、傘がないと濡れます。
降水量の表示では弱い雨に入るのでしょうが、出かけようと思えば結構強い雨に感じます。
10mmを超えるとかなり強く降っていると感じます。
ちなみに、降水量が4mmぐらいだとディズニーシーのアトラクションなどはどれが中止になるのかというと、ヴェネッツィアン・ゴンドラトランジットスチーマラインなど、小雨だったら大丈夫ですが、けっこう降ってしまったらレイジングスピリッツ、などなど外のジェットコースター系が中止になってしまいます。
降水量4mmの雨は体感でどれくらい?自転車は?
降水量4mmの雨で自転車に乗れるかどうかは道路状況・コンディションに左右されることになります。
大雨でも水はけがいい道路なら降水量4mmの雨で自転車に乗れるでしょう。
ただ降水量 4㎜ と言うと結構な雨です。夕立レベル位だそうですから、自転車に乗る雨量ではありません。
たとえば、1平方メートル(1メートル四方)の場所に1時間で3cmの水溜りができたとします。
この時に降った雨の量は100cm x 100cm x 3cmで、30,000cc=30リットルになります。
1時間で3mmの雨量ならその10分の1、3リットルの水が溜まることになります。
1時間は60分ですので1分あたり1000cc÷60分で、1分間に約50ccの雨が1平方メートルの範囲に降り注ぐわけです。
気象庁では以前まで、降水に関する「雨の強さに関する用語」として次のように定めていました。
弱い雨 1時間雨量が3mm未満の雨
やや強い雨 1時間に10mm以上20mm未満の雨
強い雨 1時間に20mm以上30mm未満の雨
激しい雨 1時間に30mm以上50mm未満の雨
非常に激しい雨 1時間に50mm以上80mm未満の雨
猛烈な雨 1時間に80mm以上の雨
ただ、繰り返しになりますが、水はけが悪くあちこちに水たまりができてしまうようだと、自転車に乗るのはちょっと危険だと考えて良いでしょう。
どうしても自転車に乗らなければいけない場合には、雨除けの防止やレインウェアなど十分な装備が必要です。
降水量4mmでゴルフの雨対策は?
降水量4mmだと雨や風でショットが曲がるということより、パッティングでしっかりと立っていられるか、アドレス後にボールが動きはしないかということに悩まされるかでしょう。
当然、通常よりもやさしくはないと思います
天気予報では1m単位で降水量が表示されていますが、降水量4mmといっても幅があります。
降水量4mmというのは3.5mm以上4.5mm未満の雨の量になります。
場合によっては5㎜近い雨になることも想定されます。
降水量4mmくらいの雨はちょうどゴルフコンペなら雨天決行するかどうか主催者が判断に迷ってしまう雨の強さです。
もし降水量4mmでゴルフをしなければいけないのであれば、十分な雨対策および持ち物を準備しておく日宇町があります。
降水量4㎜の雨でゴルフ服装は?
一般的に降水量に対して雨の強さはどのくらいの体感になるのかというと、次のような目安があります。
0.5mm未満 しとしと降る程度、傘は必要ない
1mm 傘を差すか差さないかの境界線
3mm 傘がないと濡れる
5mm 傘を差していても足元が濡れる
雨の中でプレーする場合の服装は、ゴルフウェアの上からレインウェアを羽織るのが一般的です。
そのためゴルフウェアの生地(素材)が厚いと動きにくくなってしまう可能性があります。
コースに出る前に一度、ゴルフウェアの上からレインウェアを着てみて、動きやすさをチェックしておきましょう。
梅雨や暑い時期などはレインウェアを着ると蒸れてしまい汗びっしょになってしまうこともあります。
雨の日でも蒸れずに動きやすくプレーするためには、できるだけ薄手で動きやすく通気性の良いウェアを選ぶようにしましょう。
アウトドアで人気の「ゴアテックス」などは確かに防水性・耐水性に優れているものの、その代わりにゴワゴワするし蒸れやすいのであまりゴルフ向きではありません。
冬の寒い時期の雨の日にゴルフをする場合もやはり汗蒸れ対策は肝心で、汗で体が冷えてしまわないように気を付けましょう。
女性の場合、雨の日のゴルフウェアは、ワンピースタイプのゴルフウェアの上にレインウェアを着用するか、またはパンツスタイルがおすすめです。
ちなみに、雨の日にゴルフでラウンドとすると、普段通りにスイングするのは難しいものがあります。
フェアフェイでも芝が濡れるせいで摩擦抵抗が強くなり、球も転がらなくなります。
クラブ毎の飛距離もいつもよりも短くなるので、雨の日は普段より10打ほどスコアが悪化することは覚悟したほうが良さそうです。
ドライバーだと飛距離が平均10~20ヤード短くなって、スコアは2~3打くらい悪化することが想定されます。
晴れた日にラウンドする場合と比べて、1つ上の番手のクラブを使うのが良いかもしれません。
特にバンカーにハマってしまったら、雨の影響で砂が固く締まっていることが多いです。
一発でバンカーからボールが出なかったりホームランが出たりしてイライラの元になるので、くれぐれもバンカーにだけはハマらないように気を付けましょう。
降水量4㎜の雨でゴルフ持ち物は?
降水量4㎜の雨が予想される中でゴルフのラウンドをする際、持ち物は、
着替え
ビニール袋
カイロ
タオル
防水スプレー
防水ポーチ・バッグ
といったものが必需品になります。
防水スプレーは前日までにあらかじめ、靴や帽子、グローブやゴルフバッグなどにスプレーしておくと良いでしょう。
※防水スプレーと持ち物の素材によっては色落ち・変色することもあるので、最初は目立たないところにスプレーして確かめるようにしましょう。
防水ポーチ・バッグもあればよいですが、大きめのジップロックでも代用ができます。
雨で濡れたタオルやレインウェアなどを濡れたまま持ち帰るときには便利です。
着替えはハーフ終了後・ラウンド終了後でそれぞれ必要になります。
ズボンや上着の他に下着、靴下も数足ほど用意しておくといざという時に役に立ちます。
他にも、雨や泥から足元を守ってくれるレインレッグカバーがあると、ゴルフウェアがドロドロになってしまうのを防ぐことができます。
レッグウォーマーのような形のアイテムで、女性の場合はワンピース型のレインウェアとセットで組み合わせることもできます。
濡れたグリップやボールなどを拭くためのタオルはハーフで2枚、ラウンドを通して5枚くらい用意をしておくと安心です。
他にも、レインウェアやパンツなどのポケットに入れておけるハンドタオルとフェイスタオルをそれぞれ複数枚持っていきましょう。