薬屋のひとりごとで風明の処刑理由は?
風明(フォンミン)の件と木簡の火傷の件はどう関係しているんでしょうか?
薬屋のひとりごと|風明はなぜ処刑?
<薬屋のひとりごと>重大な秘密を知った猫猫… 感情露わに号哭する風明、声優・日高のり子の名演が光る
TVアニメ「薬屋のひとりごと」(毎週土曜深夜0:55-1:25、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第11話が12月16日に放送された。猫猫にある重大な秘密を知られてしまった阿多妃の侍女頭・風明が、これまで抱えてきた思いを打ち明ける場面で声優・日高のり子の演技に注目が集まった。(以下ネタバレを含みます)
■「薬屋のひとりごと」とは
同作は、日向夏の小説を原作とする後宮謎解きエンターテインメント。小説は「ヒーロー文庫」(イマジカインフォス)より刊行中で、「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)および「サンデーGX」(小学館)でのコミカライズも展開されており、シリーズ累計2400万部を突破。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こるさまざまな難事件を次々に解決する姿を描く。
https://news.yahoo.co.jp/articles/77e46125a5e4bddf7b701d1e15dd15c2229d1260
薬屋のひとりごとで風明の処刑理由について、あの事件は結局下女の自殺で、その動機は薬を盛った疑いが妃に向かないためでしたが、では風明は何の疑いで処刑になったんでしょうか?
風明の罪状は、園遊会でスープに毒を盛ったことによる妃暗殺未遂です。
下女は里樹妃暗殺にはなんの関係もなく、毒殺未遂は風明の単独犯です。
それが失敗したため風明が自殺しようとしたところを下女が止め、自分が身代わりにと申し出ました。
下女は自ら堀に落ちたとはいえ、人間としての本能で生きるために這いあがろうとしたのだと思います。
下女は風明の罪を知った上で、その罪をかぶって自殺です。
また作中でも描写がありましたが、あの時代は貴い身分相手に大罪を犯すと見せしめの為に家族にも罰が科せられます。
猫猫も里樹妃に嫌がらせをしていた毒味役を庇った際に、毒味役の命なんて直ぐに消される、と言っていました。身分で命の価値が決まる時代です。
薬屋のひとりごと|風明とは
阿多妃付きの侍女頭。
東宮妃時代からの古株だが、実家の伝手で手に入れたものが原因で妃に負い目があり、それを隠蔽するために里樹妃の命を狙う。
結果的にことは表沙汰にはならなかったが、内々に処理される。
彼女の実家と繋がりのあった女官は、その関係の強弱を問わず解雇され、猫猫も人攫いから買った商家(書類上の実家)に繋がりがあったために連座となっている。
なお、里樹妃を毒殺する為に外部の人間とは暗号でやり取りをしていました。
風明は上級妃に仕える侍女なので、園遊会などの行事や、皇太后から後宮の外でのお茶会に招待された時に、妃に付き従う形でしか後宮から出る事はできません。
自分で毒を調達して後宮に持って入るという事が出来ないので、外部の人間と密かにやり取りをして毒を調達する必要がありました。
その際にやり取りが周りに気づかれないように、暗号として燃やすと変わった色の炎が出る木管を使ったわけです。
火傷したのは風明のミスです。
ちょっとだけ炎が出る程度だろうと思って火に放り込んだら、思ったより燃え上がって誤って火傷しただけです。
内通者から色つきの木簡が風明に送られる
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風明、暗号を確認する為火で燃やし、その際に誤って火傷を負う
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証拠隠滅の為、使い終わった木簡を他の燃えるゴミと混ぜて出す
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何も知らない宦官がゴミを回収、いつも通り燃やそうとしたら一気に燃えた上に手がかぶれてしまう
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変わった色の炎と手のかぶれを呪いと考えた宦官がやぶ医者の元へ駆けこむ