「薬屋のひとりごと」で、壬氏が変装して待ち合わせに行った理由はなぜ?
壬氏の正体についてはいつバレるのでしょうか?
薬屋のひとりごと|壬氏の変装理由はなぜ?
アニメ「薬屋のひとりごと」17話で壬氏は平民に変装する化粧を猫猫に頼んでいます。
国を滅ぼす原因にもなりそうな美貌の壬氏に日焼けして見えるようにおしろいを塗り、体にさらしを巻いて不恰好な体型になり、壬氏は平民の服を着て別人へと変身していました。
壬氏が変装した理由については、はっきりとした描写はありませんが待ち合わせの人と、外で話をしたかったからでしょうか。
原作の小説では、答えは描かれておりません。サンデーGX掲載の方の漫画では、オリジナルで阿多さまに会いに行ったことになっています。
なお、壬氏が訪れるには少々(どころではない)問題があるところへ出かけています、出発の時点で「任氏さまが乗った馬車」のあとをつけられても困るのも変装の理由の一つでしょう。
ちなみに、待ち合わせの目的は、離宮に移った阿多妃が宮中の近況を知ることです。
彼女が後宮を去る前夜にも壬氏と飲んでいるので、壬氏からしたら目上からの飲みの誘いみたいな認識だと思われます。
薬屋のひとりごと|壬氏の正体はいつバレる?
薬屋のひとりごとで壬氏の正体は阿多妃と、東宮時代の現皇帝の息子です。
壬氏は宦官ですが、高順も去勢はしていません。
表向きは去勢したように見せかけているだけです。
その内に不能になると言っているのは、性欲を抑える薬、勃起しなくなる薬を飲んでいるからです。
激務なのは皇帝の命令で色々と仕事をしているからです。
皇帝の実子でも、皇籍上は皇帝の弟です。
赤ん坊の時に入れ替えられたなんて、スキャンダルになるので公表できません。
猫猫は壬氏の本当の招待について知ったのはいつなのかというと、小説だと14巻になります。
出生の真実を阿多から聞かされますが、それまでは、
・阿多が「息子がいなくなった」と言ったけれど、ハッキリと「死んだ」とは言っていない事
・壬氏と阿多の容姿が似ている事
・公にしている年齢より幼く見える事
・(蛙事件の後)生殖機能がある成人男性は皇帝以外、後宮に出入りできないのに、宦官のフリをして入り込んでいる事
怪しい部分は多々あったけれど、猫猫はお偉方の事情に首を突っ込んで、厄介事に巻き込まれたくないので、真実を突き止めようとはしていませんでした。
薬屋のひとりごとアニメ17話あらすじ|壬氏が変装で猫猫と街歩き
国を滅ぼす原因にもなりそうな美貌の壬氏に、猫猫は化粧で別人に変えてくれと頼まれた。
日焼けして見えるようにおしろいを塗り、体にさらしを巻いて不恰好な体型になり、平民の服を着て別人へと変身する壬氏。
一仕事終えた猫猫は久しぶりの休みに里帰りを考えるが、水蓮と高順に引き止められて自分も変装することになってしまい、壬氏と共に街を歩くはめになった。
まとめ:薬屋のひとりごと|壬氏の変装理由はなぜ?正体はいつバレる?
壬氏は表向き宦官であると偽装している皇弟の「瑞月」です。
「瑞月」は、公的には先帝と皇太后の子(現皇帝の弟とされる)ですが、阿多妃の「赤子すり替え」により、入れ替わっています。
阿多妃と先帝の妃の出産が重なったことで、医師の手が足りず(当時の皇帝の妃が最優先され)、双方の赤子は無事に産まれたものの、阿多妃は身体を損ないます。
この先も自身の赤子が不利を負うことを懸念し、阿多妃は赤子のすり替えを行なってしまいます。
しかし、すり替えて阿多妃手元に置いた「本物の皇弟」は、相応に大切に養育されていましたが、侍女が良かれと思って与えた蜂蜜で中毒死しました。
この「すり替え」は、阿多妃は当然として現皇帝と、現皇太后が把握しています。
壬氏(瑞月)自身には知らされてはおらず、疑いはあっても真相は把握していません。
猫猫は、病理の関係から「推測」していますが、公言していません。