クワガタやカブトムシを街灯採集(灯火採集)する場合、時間は夜の何時ぐらいが良く採れるんでしょうか?
何時から何時までに捕まえに行くのが良い?
クワガタ・カブトムシの街灯採集(灯火採集)は時間は何時?
クワガタ・カブトムシの街灯採集(灯火採集)は、地域、種類によりますし時間だけでなく気象条件も考慮する必要が有ります。
街灯でのクワガタ・カブトムシ採集は、月の出ていない日に飛来したばかりの個体を拾うのが良く、俗にゴールデンタイムと言われる20時~22時を中心に実施するのが良い結果が出ると思います。
夜街灯に飛来したクワガタは、着地後その場所には留まらず草むら、石の下、外壁の隙間等に歩いて移動します。
また一定の時間経過後再び飛び去ったりすることも有ります。
時期的には6月後半から8月前半が適していると思われますが、8月になるとカブトの飛来の方が増える傾向に有ります。8月後半~9月になるとカブトはかなり減りますから、又クワガタの比率が高くなります。
まず時間帯を考えるなら、日が暮れて1時間程度経過した後8時前後から12時位までがクワガタの飛来が多くなる時間です。深夜は飛来数が減る傾向に有りますが、夜明け前の4時位にもう一度飛来する確率が上がります。
それと大事なのが気温で出来れば25度程度の気温と、べたつく程の高湿度が適しています。20℃を割るような低温だと飛来数が極端に減りますし、強風の日も飛来数が減ります。
又月齢も大事で、満月とその前後は如何しても飛来数が減りますよ。出来れば曇りの日若しくは新月を挟んで2~3日が一番月光の影響を受けません。
若干の雨程度なら、クワガタを始め昆虫の飛来する可能性は高いですが、本降りの雨なら飛来数は極端に減ります。
雨が降っていたり、気温が大きく下がった場合にはあまり移動はせず、隠れた場所で朝を迎えて日が暮れるまでそこに身を潜めます。
従って早朝に街灯を見廻ってもなかなかクワガタ類を発見するのは難しく、見つけたとしても採集が出来ない場所にいたりして効率的に悪いと思います。
街灯採集(灯火採集)の場合、如何しても雌の飛来数が多く雄の方が少ないですよ。これはカブトについても言えます。(私の経験では雌2に対して雄は1以下でしす。)
ですから、一番可能性が有るのは、梅雨明けの時期で曇りの天気で蒸し蒸歯とした高湿度の熱帯夜で、風が弱い日の8時から12時となれば一番確率が高くなると思います。