共通テストのボーダー(得点率)が志望する大学の合格ラインから足りない!
共通テストを終えてボーダーまで足りない場合、何点・何%以内なら逆転可能なんでしょうか?
共通テストのボーダー得点率が足りない!
共通テストのボーダーとは、河合塾ならこの点数が取れたら50%が合格、50%が不合格という境界線のこと。
いわゆるC判定の基準でその大学の2次試験受けるには最低このくらい得点率がなきゃ受けれないというわけではありません。
ニ次に自信があるならボーダーより低くても出せばいいし、ニ次力が無いならボーダーを少し上回ったくらいじゃ危ないよとなります。
国公立大学でボーダーより5%得点率が足りなくても、倍率にもよりますが巻き返せる人もいます。
たとえば、共通テストと二次試験の比率が9:4だとすると、共通テストの結果が悪いと、二次試験でいくら頑張っても逆転できません。東大のように、共通テスト:二次試験の比率が1:4だと、共通テストの点数が少しくらい悪くても、二次試験で逆転は可能です。しかし、共通テストである点数以上取らないと二次試験を受けられないように、最低点を設定することがあります(足切り、という)。
得点がボーダーより100点くらい足りてないのに、共通テストと二次の点数の比率は700:300が国公立大学の二次を受けてもかなり厳しいでしょう。
通常、共通テストがB判定である場合、2次が筆記試験の場合は6割程度(今回ですと180点)の成績で合格します。
B判定まで100点足りないということは、B判定の人よりも2次で100点高い得点、つまり280点もとらなければ合格できません。
しかも「280点取れば合格」ではありません、280点取って「受かるか受からないか」の微妙なラインです。
「逆転できるか?」、これには「0ではないがかなり厳しい」と言わざるを得ないと思います。
実際には共通テスト本番後、河合や駿台は自己採点結果を集めてボーダーを引き直して改めて判定を行います。
ただあくまで河合や駿台の「予想」に過ぎないので、彼らが予想をはずせば「ボーダー未満の合格者」や「A判定の不合格者」も出ます。
なので受験生の立場からすると、この時期はよくわからない、知ったところで合格には役に立たないボーダーの意味を知るより共通テストで1点でも多くとる方に集中した方がいいでしょう。
まとめ:共通テストのボーダー得点率が足りない!
共通テストのボーダー(得点率)は、たとえば河合塾(バンザイシステム)なら50%合格確率です。
二次試験ができる人ももう少し低くても受かるし、二次が不得意な人はこれでも落ちるでしょう。
ボーダーに達していなくても二次で高得点を取ればいいんですが、そもそも共通テストで点数取れないのに更に難しい二次で点数取れるかは不安が残るところでしょう。
受けるかどうかは結局は受験者次第で、このボーダーや偏差値や動向が出るとまた動向が変わってくるため、ボーダーも一定しません。
共通テスト併用でボーダーラインに足りていない場合、足切りがボーダーラインの点数と同じであれば落ちます
簡単な例で、共通テスト8割、二次6割を合格点とすると
共通テスト720/900、二次300/500で合格点は720+300=1020点
これが共通テストで30点マイナスだった場合、共通テスト690/900に対し、二次は330/500とってやっと1020点
もし、二次試験で7割を確実に取れるようであれば挑戦されてもよいかもしれません。
ただし、確実に合格できる私立を1つ受けるようにしたほうがよいでしょう。