共通テストはマークシートを黒く塗りつぶす解答方法となっていますが、2b鉛筆はダメ?hbは?
鉛筆の本数は何本くらい用意するのが良いんでしょうか?
共通テスト2b鉛筆はダメ?hbは?
【大学入学共通テスト2022】当日の持ち物をチェック、明日の準備は早めに
明日から大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の第1日程が始まる。朝9時30分からの試験に備えて、早めに準備をしておきたい。本記事では共通テストの持ち物や事前準備についてまとめる。
当日の持ち物リスト
受験票・写真票の他に試験時間中、机の上に置けるものは次のとおり。
・黒鉛筆(H・F・HBに限る。和歌・格言等が印刷されているものは不可)、鉛筆キャップ
・シャープペンシル(メモや計算に使用する場合のみ可。黒い芯に限る)
・プラスチック製の消しゴム
・鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類は不可)
・時計(辞書、電卓、端末等の機能があるものや、それらの機能の有無が判別しづらいもの・秒針音のするもの・キッチンタイマー・大型のものは不可)
・眼鏡、ハンカチ、目薬、ティッシュペーパー(袋又は箱から中身だけ取り出したもの)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a723b885abd03fc4125de10472f545bcf8ea043
共通テストで使える鉛筆などの筆記用具について、大学入試センターでは次のように規定しています。
・黒鉛筆 (H,F, HBに限る。和歌・格言等が印刷されているものは不可。), 鉛筆キャップ
・シャープペンシル(メモや計算に使用する場合のみ可,黒い芯に限る。)
・プラスチック製の消しゴム
試験時間中に「使用してはいけない」ものとして、特に次の物を使ってはいけないと明記されています。
・定規(定規機能を備えた鉛筆も不可)、コンパス、電卓、そろばん、グラフ用紙等の補助具
・携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル端末、電子辞書、ICレコーダー等の電子機器類
・教科書、参考書、辞書等の書籍類
共通テストではH(硬さ)が強いものだと、マークシートを黒く塗りつぶす時に強く押しつけることとなり、マークシートがくぼんでしまって正確に読みとれない場合があります。
逆にB(黒さ)が強いものだと、マークしたあととこすったりしてマークシートが汚れてしまい、これまた正確な読み取りができない場合があることから鉛筆の濃さが指定されています。
2Bの場合、消したのに少し黒いのが残って読み取られてしまう(2つ塗りつぶしている、と機械が思ってしまう)可能性もあることから、できれば使用は避けたほうが良さそうです。
共通テスト鉛筆の本数は何本?
鉛筆の芯は黒鉛と粘土を焼き固めて作ります。これに対して、シャーペンの芯は粘土の代わりにプラスチックを使い、それによって強度をつけています。
大学入試センターがなぜ共通テストで鉛筆を推奨しているのかというと、この「芯の違い」がマークシートの読み取りを左右する可能性があるからです。
共通テスト鉛筆の本数は何本くらい用意しておけばよいのかというと、1科目で1本は用意しましょう。
ただし数学については1科目3本くらいを目安にしたら無難かと思います。
「そんなに要らないでしょ。削ればいいでしょ。」と思うかもしれません。
しかし、試験中に削っている暇なんかありませんし、そのような時に限って、鉛筆を削っている途中で芯先が折れて、芯先が削り器の中に残ってそれを取り出すために指先をケガ、そして出血・・・だったらやっていられないでしょう?
ですので、予備分も合わせて、常に机上には3本(数学は5本)用意しておき、そのうちの1本(数学は3本)をその科目で使うようにする。
予備はあくまでも、芯が折れたり、鉛筆を落としてしまった場合などのアクシデント用として使用するだけで、基本的には次の科目に持ち越す。
一度活躍させた鉛筆は基本的にもう登場させない。
登場させるとしたら、後半の科目では新しい予備の鉛筆を用意できなくなるので、芯先の状態が良いものを選んで予備として復活させるだけです。
鉛筆代なんかたかが知れています。
くだらないことで人生を台無しにしてしまい、後悔しないためにも万全の準備をしましょう。