共通テストは、浪人として受験する際、席順や会場は同じ学校(出身校)ででまとめられるのでしょうか?
共通テストで浪人生の席順はどこ?
共通テストは学校ごとに試験会場は決まっていますが、席順は試験会場内での名前順となります。
いくつもの学校が同じ試験会場に割り当てられ、その会場にいる全員での名前順になるので、浪人でも現役でも同じ学校でかたまることは ほぼないでしょう。
地域によっては共通テストの受験に当たって文理と受験教科数でまず分けられて、その中で五十音順の席順となったりするそうです。
例えば〇〇地区にある学校は全て県の国公立大学で、席順は全ての受験者を合わせた名前順といった感じです。
ちなみに、共通テストの受験票に表記されているアルファベットは、チェックデジットと呼ばれるものです。
桁のある数字をある規則で計算するとアルファベットが決まるものなので、AのあとがBにはなりません。
また、並び順は、前から後ろ、後ろから前というように番号順に解答用紙が集められるように配置されていることがほとんどのため、じぐざぐです、縦方向で。
ちなみに、現役生の場合、受験科目(理科や地歴公民の選び方)が同じタイプなら、高校単位で出願しているので受験番号は連番になっているはずです。(クラスメイトに受験番号訊けばわかると思いますが)
共通テストで浪人生の席順・会場はどこ?
共通テストの試験会場について、浪人と現役で分けられることはありません。同じです。
志願票に書いた住所を元に,浪人生の試験場までの移動ができるだけ均等になるように割り当てられます。
自分の住所から決められたエリア内の試験会場で、皆が少し移動するように決まるようです。
特異年によっては実質的に現役と浪人が別会場になることもあるようです。
ですので,必ずしも最寄りの会場に充とは限りません。
住所地の都道府県内の会場から振り分けられるというだけなので、住んでいる場所が考慮される訳ではありません。
独立行政法人大学入試センターの受験案内「試験場の指定」33ページには次のような記載がみられます。
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/jukenannai_gazo.html
(1) 各志願者の試験場は,原則として都道府県を単位とする(8)の「試験地区区分表」に基づき設定した試験場の中から,大学入試センターが志願者数の分布や使用施設の収容数等を考慮し指定します。なお,指定された試験場は変更できません。
(3) 試験場は,必ずしも各志願者の現住所の最寄りの試験場が指定されるとは限りません。例えば,下の図のような場合,志願者 B さんが最寄りの試験場①ではなく、少し遠い試験場②に指定されるということがあります。試験場①でも遠い志願者 A さんが,更に遠くの試験場②に指定されないようにするために,このようなことが起こります。