2023年1月15日/16日に実施された数IA(数学I・数学A)の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
数IA(数学I・数学A)の共通テスト2023解答速報
■数IA(数学I・数学A)の出題方法
『数学Ⅰ・数学A』は,「数学Ⅰ」と「数学A」を総合した出題範囲とする。
ただし,次に記す「数学A」の3 項目の内容のうち,2 項目以上を学習した者に対応した出題とし,問題を選択解答させる。
〔場合の数と確率,整数の性質,図形の性質〕
■数IA(数学I・数学A)の問題作成の方針
数学的な問題解決の過程を重視する。
事象の数量等に着目して数学的な問題を見いだすこと,構想・見通しを立てること,目的に応じて数・式,図,表,グラフなどを活用し,一定の手順に従って数学的に処理すること,及び解決過程を振り返り,得られた結果を意味付けたり,活用したりすることなどを求める。
また,問題の作成に当たっては,日常の事象や,数学のよさを実感できる題材,教科書等では扱われていない数学の定理等を既知の知識等を活用しながら導くことのできるような題材等を含めて検討する。
2023年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)数IA(数学I・数学A)の解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこのサイトでも1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解および配点の公開が始まっているようです。
2023年度 大学入試共通試験速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾
ベネッセ・駿台 データネット2023 大学入試共通テスト 自己採点集計
その他の方法としてツイッターでも
「#数IA #共通テスト #解答速報」
「#数IA #大学入学共通テスト」
「#数IA #共通テスト」
といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
さらに例年だと5ちゃんねる掲示板にも大学入学共通テストの数IA(数学I・数学A)受験生による解答がどんどんを投稿されています。
数IA(数学I・数学A)の共通テスト2023の平均点・配点は?
随時更新
2021年の大学入学共通テスト数IA(数学I・数学A)の平均点は100点満点中57.68点、2022年の平均点は100点満点中37.96点でした。
■2022年の大学入学共通テスト数IA(数学I・数学A)の配点
大問 分野 配点 テーマ
1 [1]数と式 30 展開、式の値、対称式
[2]図形と計量 測量、正接の値
[3]図形と計量、2次関数 正弦定理、2次関数の最大
2 [1]2次関数、集合と命題 30 2次方程式、共通解、2次関数のグラフと平行移動、必要条件・十分条件
[2]データの分析 ヒストグラム、四分位数、箱ひげ図、散布図、相関係数
3 場合の数と確率 20 プレゼント交換に関する確率、条件付き確率
4 整数の性質 20 1次不定方程式の整数解
5 図形の性質 20 重心、メネラウスの定理、方べきの定理
■2021年の大学入学共通テスト数IA(数学I・数学A)の配点
大問 分野 配点 テーマ
1 [1]数と式、2次関数 30 因数分解、2次方程式の解、整数部分、有理数・無理数
[2]図形と計量 三角比の相互関係、三角形の面積、余弦定理、正弦定理
2 [1]2次関数 30 1次関数、2次関数
[2]データの分析 箱ひげ図、ヒストグラム、散布図
3 場合の数と確率 20 反復試行の確率、条件付き確率
4 整数の性質 20 1次不定方程式の整数解
5 図形の性質 20 角の二等分線、内接円、方べきの定理とその逆
数IA(数学I・数学A)の共通テスト2023難易度は難化?
「とにかく時間が足りない」共通テスト、2023年はどうなる? 塾講師が試作問題を解いてみたら
昨年は数学IAで平均点が30点台となるなど、問題の難化により波乱となった「大学入学共通テスト」(以下「共通テスト」)。今年で3回目を迎え、これからの大学入試を占う上で試金石となる、まさに正念場。果たして、三度目の正直となるのでしょうか。
そこで、これまでの共通テストの問題に加えて、2025年から実施される新課程の試作問題の中から「歴史総合・世界史探究」「情報I」「情報I(参考問題)」「数IA」「数IIBC」を解いてみて、傾向と対策を考えてみました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b01111f5ae690af13c96587a695790e52a1035e