大阪の天王寺動物園で飼育されていた0歳3か月のカリフォルニアアシカの赤ちゃん
「キュッキュ」(メス)が行方不明になったことが9月29日に発表されていました。
9月27日(金曜日)の開園後に飼育員がキュッキュの姿が見えないことに気づき、
9月26日(木曜日)の夕方に水の補充を開始した時点ではキュッキュを含め頭数は未確認。
排水溝カバーが外れていたとのことなので、排水溝から脱走したのでは?とみられていました。
キュッキュ(天王寺動物園)発見場所はどこ?
キュッキュがいないことが発覚したことを受けで、天王寺動物園では捜索のため
カリフォルニアアシカを飼育している池の水を抜いて確認をしたところ、
排水溝カバーが再度外れていることを発見。
天王寺動物園の園内の全マンホールにも姿はなく、
園外にある下水施設まで捜索範囲を広げたものの、
キュッキュの姿を見つけられず9月27日の捜索は断念。
など池の深さは約1mほどあり、排水カバー自体の重量も約20kgなので、
誰かが悪意を持って排水溝カバーを空けてキュッキュを逃がした可能性は低いとみられていました。
9月28日からも引き続き行方不明のキュッキュの捜索は続き、
天王寺動物園の牧慎一郎園長は「大人のアシカがいたずらで外した可能性が高い。」と話していましたが、
10月1日午前10時すぎにアシカ池周辺の下水施設を再捜索していたところで、
キュッキュの鳴き声が聞こえてきて、無事に保護することができたとのことです。
キュッキュは元気だということですが、排水溝の中にいたとすれば衛生環境は決して良くなかったはずなので、
今後の体調管理にはいつもより気を配ったほうが良さそうですね。