九州大は共通テストの点数で足切りはある?
国公立大学を受験する場合は、共通テスト受験が必須となっていますが、九州大学(九大)は共通テストの点数によって足切りで二次試験を受ける資格がなくなることはある?
九州大学(九大)の共通テスト足切り・ボーダーの点数は何点?
大学入学共通テストを前に受験生受け入れ準備
13日と14日の2日間、大学入学共通テストが行われます。秋田市の会場でも受験生を受け入れるための準備が進められています。
全国一斉に行われる「大学入学共通テスト」を前に、試験会場の1つになっている秋田大学でも準備が始まりました。県内では秋田市と大館市、それに横手市に合わせて5つの試験会場が設けられます。
今年の県内の志願者は去年より87人少ない3008人で、このうち半数余りが秋田大学で受験する予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2085b0edcbfe94f3eca633408fd6daf1976edaf7
結論から言うと、九州大学(九大)は共通テストの点数で足切りは実施される可能性はあります。
共通テストの足切りはなぜ実施されるのかというと、
共通テストで足切りが行われる理由は、いくつかの要因によるものです。
採点の効率化
試験会場の収容人数の制限
志願者数の増加への対処
効果的な選抜
九州大学(九大)の2023年度の「一般選抜入学試験学生募集要項」では次のような説明がありました。
入学志願者の数が募集人員を大幅に上回り、個別学力検査等を適切に実施することが困難な場合は、 各学部・学科が指定する大学入学共通テストの成績(素点)の総点により下表に定める倍率のとおり第1段階の選抜を行い、その合格者に対して第2段階の選抜として個別学力検査等を行います。
引用:https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/admission/faculty/general/
前期で概ね3-4倍
後期で概ね10倍
(数字は学部により異なる)
を超えると共通テストの点の悪い子は2次試験を受けることが出来ないようです。
ただ実際にそこまでの倍率にはなったことはほとんどないようです。
九州大学(九大)で共通テストで足切りが行われる理由
採点の効率化
国公立大学の入試は一般的に記述式の問題が多く、これらの問題を採点するのには相応の時間がかかります。大学は合格発表までにわずかな時間しかない中で、多くの受験生を採点する必要があります。そのため、共通テストの得点が一定の基準に達しない受験生を門前払いにすることで、採点の効率を向上させています。
試験会場の収容人数の制限
大学の試験会場では、不正行為を防ぐために受験生同士の距離を確保する必要があります。しかし、試験会場の収容人数には限りがあります。もしも受験者数が収容人数を超えた場合、試験の適切な実施が難しくなります。足切り制度は、このような収容人数の制限を守るために実施されています。
志願者数の増加への対処
一部の国公立大学や医学部では、志願者数が募集定員を大きく上回ることがあります。このような状況では、適切な受験生を選抜するために足切りが実施され、予定された募集定員に収めることが求められます。
効果的な選抜
大学は有限な受験生の中から、学問や専門分野において有望な学生を選び出す必要があります。足切りは、共通テストの結果に基づいて受験生を厳選し、大学が求めるレベルの学生を効果的に選抜する手段として機能しています。
九州大学(九大)の共通テストで足切りいつわかる?どうなる?
足切りの発表時期は大学ごとに異なり、それは学生募集要項に記載されています。国立大学の後期日程では、通常2月15日から3月10日の期間内に足切りの結果が発表されます。大学は第一次選抜の結果を通知する方法も募集要項にて明記しており、一般的には学内掲示が行われます。足切りの情報は大学ごとに確認し、発表日や発表方法について把握しておくことが重要です。
国公立大学において、前期試験と後期試験に同時に出願することはできません。ですので、前期試験で足切りになった場合、後期試験のみ受験が可能です。足切りの結果はおおむね2月15日ごろに発表され、その時点で前期試験の出願は終了します。足切り倍率について予告されていても、実際に足切りが行われることは少なく、文部科学省が指導している通り、足切りが行われる大学は限られています。
共通テストで足切りがある大学、すなわち第一次選抜で不合格者が発生する可能性のある大学は存在します。国公立大学は志願者数によって第一次選抜(足切り)を行うことを予告することがありますが、実際に足切りを行う大学は例年2割~3割ほどです。また、予告されている倍率を超えなければ足切りは発生しない場合もあります。
まとめ:九州大学(九大)の共通テスト足切り・ボーダーの点数は何点?
共通テストの足切りはすべての国公立大学で足切りが行われるわけではありませんが、特に難関国公立大学では積極的に採用されている制度です。
九州大の共通テストでの足切りは出願倍率が一定の倍率を超えた場合にのみ発動します。
この一定の倍率のことを『予告倍率』とか『第一段階選抜予告倍率』と言います。
ある程度以上に難関大では「志願者が多数となった場合には足切りを行う」としていますが、実際に足切りを行う大学は稀です。(足切を行うほど多くの志願者が集まらない)毎年足切りを行っているのは東大(京大もあったかもしれません)くらいです。
しかし、合格ボーダーがセンター得点率で8割前後なので、足切りが行われるなら6~7割前後になるでしょうね。