「ラベルレスボトル」がプラスチックごみの削減につながるだけでなく、ごみとして捨てる際にラベルをはがす手間も省けるということで評判を呼んでいますね。
人によっては、そもそも屋外でペットボトルのドリンクを買ったらすぐにラベルをはがす人もいますが、ラベルレスボトルなら、はがしたラベルを捨てる場所を探さずに済みます。
ラベルレスボトルの種類・銘柄一覧まとめ
ラベルレスボトルが普及し始めた背景には、2020年今年4月1日に改正された「資源有効利用促進法省令」があります。
従来は商品名や原材料名などを示すためにペットボトルに個別に「刻印」とラベルによる「識別マークの表示」が必要だったものお、
外装ダンボールに記載することでラベルを省略する事が認められるようになりました。
■コカ・コーラ
綾鷹
爽健美茶
カナダドライ ザ・タンサン・ストロング
い・ろ・は・す 天然水
■伊藤園
香り豊かなお茶 緑茶
香り豊かなお茶 麦茶
■アサヒ飲料
十六茶
十六麦茶
おいしい水 天然水
■カルピス
守る働く乳酸菌 L-92
■AGF
ブレンディ 無糖
ブレンディ 微糖
ブレンディ 低糖
■サントリー
伊右衛門
ラベルレスボトルの関連ニュース
アサヒ飲料は2018年にラベルレス飲料市場に参入し、「十六茶」など計5ブランドまで拡大している。今年4月にはミネラルウオーター「おいしい水 天然水」を刷新。従来はリサイクルマークを示すシールをラベルレスボトルに貼っていたが、ボトルに直接刻むことで完全ラベルレスを実現した。
ラベルレス飲料は、法律で義務づけられている原材料表示を個々のボトルでは省き、代わりに飲料が入っている段ボール箱に一括表示する。このため販路は「箱売り」が原則で、インターネット通販での取り扱いが主流になっている。
アサヒグループホールディングスによると、アサヒ飲料の今年1~6月のラベルレス飲料の販売数量は84万箱で年間目標を上回るペースで推移。新ブランドの投入もあって前年同期比2・18倍と好調だ。同社は「環境意識が高まり、分別も簡単なラベルレスの需要が高まっている」(広報)と今後も伸びしろがあるとみている。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/652587/