ル・クルーゼ鍋の寿命はどのくらい?何年くらい使えるのでしょうか?
ルクルーゼの鍋底がはげてしまい焦げるようになったら復活はできない?
ル・クルーゼ鍋の寿命|底がザラザラで焦げるようになったら?
ル・クルーゼ鍋は、高品質な鋳物製鍋で、適切な使い方と手入れをすれば非常に長く使えるアイテムです。ただし、寿命は個々の使用状況や手入れ方法によって異なります。通常の値段の鍋と比べて、ル・クルーゼ鍋は丈夫で長寿命なイメージがありますが、使い方や手入れが大切です。
ル・クルーゼ鍋は鋳物でできており、その特性から劣化が少ないとされていますが、以下のポイントを考慮すると、長く使うために注意が必要です。
鍋の扱い: 落下や衝撃を避け、過度な急激な温度変化を防ぐよう心がけましょう。
キズや剥がれ: 外側の塗装がはげたり、内側がガサガサしている状態は、水や塩分が入り込んでサビの原因となります。使用後にしっかりと拭き取ることが大切です。
防錆対策: 錆は防ぎたいところです。キズがある場合は、キズ部分に食用油を塗っておくことで、サビを防ぐことができます。
ホーローの剥がれ: ホーローの剥がれが生じている場合、食品との接触部分には注意が必要です。剥がれた部分はサビの原因にもなります。
外側の塗装がはげたり、内側がガサガサしている、全体的に汚れとサビがついているといった状態でもル・クルーゼ鍋はまだまだ使い続けることができますが、劣化やサビ、ホーローの剥がれに気をつけて、適切な手入れをすることが大切です。将来的には、錆や剥がれが進行して使いにくくなるかもしれませんが、きちんと手入れして長く愛用することができるでしょう。
ホーローが剥がれると、サビが発生しやすくなります。サビは体に害はありませんが、料理の風味を損なう可能性があります。また、ホーローの剥がれやヒビは、鍋の強度を弱めるため、破損の原因にもなります。
ル・クルーゼ鍋の寿命|お手入れのコツは?
ル・クルーゼ鍋の寿命を延ばすコツは、以下の3つです。
強火や空焚き、漂白剤の使用は避ける
焦げ付きやこびりつきは重曹で手入れする
洗った後は水気をよく拭き取る
強火や空焚き、漂白剤の使用は避ける
ホーロー鍋は、鉄の鋳物の表面にガラス質の釉薬を焼きつけたものです。強火や空焚き、漂白剤の使用は、この釉薬を傷つけたり、ひび割れたりさせる原因になります。そのため、これらの使い方を避けることが大切です。
強火:中火以下で使うようにしましょう。
空焚き:洗った後は、布巾で水気を拭き取るようにしましょう。
漂白剤:傷がないホーロー鍋であれば、漂白剤を使っても大丈夫ですが、傷がある場合は錆の元になる可能性があるので、重曹で落とすのがおすすめです。
焦げ付きやこびりつきは重曹で手入れする
焦げ付きやこびりつきは、放置すると頑固になって落としにくくなります。そのため、焦げ付きやこびりつきを見つけたら、早めに重曹を使って手入れしましょう。
重曹を使ったお手入れ方法は、以下のとおりです。
鍋に水を張り、小さじ3杯の重曹を入れて、蓋をしてすごく弱い弱火で火にかける。
沸騰したら、そのままの火加減で10分ほど加熱する。
火を止め、蓋をあけてお湯を覚ます。
お湯が冷めて焦げがふやけた状態になったら、中性洗剤と柔らかいスポンジで焦げを優しくこする。
洗った後は水気をよく拭き取る
洗った後は、布巾で水気をよく拭き取るようにしましょう。水分が残っていると、錆の原因になる可能性があります。
ル・クルーゼ鍋の寿命|注意すべき使い方
強火の使用
ホーロー鍋は中火以下で使用することが重要です。強火は鍋を痛める原因になることがあります。中火以下で調理することで、素材にしっかりと熱が伝わり、鍋を長持ちさせることができます。
急激な温度変化を避ける
ホーロー鍋の鋳物とガラスコーティングの膨張率が異なるため、急激な温度変化は鍋を傷つけることがあります。高温の鍋を冷たい水に入れることや、冷蔵庫から出してすぐに加熱することは避けましょう。
空焚きしない
濡れた鍋を乾かすために火にかけることは避けましょう。空焚きは鍋の表面を傷つける可能性があるため、洗った後は水分を拭き取ることをおすすめします。
漂白剤の注意
ホーロー鍋が傷ついている場合、漂白剤を使うと錆の元になることがあります。汚れが落ちない場合は重曹を使用するか、傷のない鍋であれば漂白剤を使っても構いません。
食器洗い機の使用
ホーロー鍋は基本的に食器洗い機で洗ったり乾燥させたりすることができます。ただし、他の食器とぶつからないように、ホーロー鍋だけを入れることをおすすめします。
ル・クルーゼ鍋の寿命|剥がれで修理は?
ル・クルーゼ鍋が剥がれたら、残念ながら修理はできません。
ホーロー鍋のホーローは、鉄の表面にガラス質の釉薬を焼きつけたものです。この釉薬が剥がれると、鉄がむき出しになり、サビが発生する原因になります。
また、ホーローが剥がれた部分は、強度が弱まり、破損しやすくなります。そのため、修理せずにそのまま使用すると、破損のリスクが高まります。
ただし、ホーローが剥がれた部分が小さく、サビがひどくなければ、そのまま使用しても問題ありません。ただし、炒め物や汁気の少ない料理、焦げやすい料理は避け、具材の多い煮物やスープ類に使用するようにしましょう。
また、ホーローが剥がれた部分にサビが発生した場合は、サビ取り剤でサビを落としてから使用するようにしましょう。
まとめ:ル・クルーゼ鍋の寿命|底がザラザラで焦げるようになったら?剥がれで修理は?
ル・クルーゼ鍋の寿命は、使い方によって大きく異なります。
丁寧に扱えば、10年以上は使えると言われています。しかし、落としたり、強い火力で使用したり、金属製の調理器具を使ったりすると、ホーローが剥がれたり、ヒビが入ったりしやすくなります。
もし、サビが気になる場合は、サビ取り剤を使って取り除くことができます。また、鋳物の部分に食用油を塗っておくと、サビを防ぐことができます。
ホーロー鍋を長く使用するために、以下の点に注意しましょう。
落としたり、強い火力で使用したりしないようにする。
金属製の調理器具は使用しない。
調理後はすぐに洗い、水分を拭き取る。
鋳物の部分に食用油を塗っておく。