9月5日のキリンチャレンジカップは2022年ワールドカップアジア予選が始まる直前のテストマッチ。
中島翔哉をはじめ登録選手のコンディションを確認する良い機会で、
試合結果もパラグアイを圧倒する2-0とほぼ圧勝。
後半が両チームとも無得点だったのが少し残念だったし懸念を残してしまいましたが、
前半終了間際のロスタイムに中島翔哉がリフティングドリブルでパラグアイの選手から、
イエローカードが出るほどの激しいタックルを食らったのも気になりましたよね。
中島翔哉がリフティングドリブルでパラグアイが挑発と激怒!
中島翔哉がリフティングドリブルをしていた問題のシーンが、
youtubueに動画アップされていたので見てみましょう。
吉田麻也がヘディングでクリアした浮き球を中島翔哉が迎えに行くものの、
周囲にパラグアイの選手がいないことをまず確認。
自由にドリブルできることがわかったので、
中島翔哉が3回ほどリフティングしつつドリブルで前線に向かっていく状況でした。
ちょうどセンターラインを越えたあたりでパラグアイのFW(フォワード)
アントニオ・サナブリアが中島翔哉には死角となる斜め後方から猛然と走り込み、
足裏が見えるほどの危険なタックルを披露。
中島翔哉はうまくかわすことができて怪我するような大事には至らなかったものの、
サナブリアにはイエローカードが出されました。
映像を見ると倒れ込んだ中島翔哉に同じくパラグアイのFWデルリス・ゴンサレスも詰め寄り、
助け起こすのかと思いきや、何か怒っているようなそぶりを見せ、
柴崎岳がなだめすかすようなシーンも見られました。
中島翔哉のリフティングドリブルがなぜ挑発?理由は?
状況的にはゴール前でシュートを決められそうな状況でもないので、
イエローカードが出るほどのタックルを仕掛けるメリットはありません。
中島翔哉がなぜ、あれほどまでのタックルを受けることになったのかというと、
どうやらリフティングドリブルがパラグアイに対して挑発とみられたからのようです。
サッカーの暗黙の了解として試合中のリフティングは「挑発」とみなされる傾向があるようで、
ネイマールは挑発とみられるプレーを多用することで評判のようですね。
ネイマールもトリッキーなプレーをした後は、確かに激しいタックルを食らっていることがわかります。
中島翔哉は試合後、次のように語っています。
「特に何も考えていなくて、ああいうプレーで気分を害した人がいるなら、それを目的にはしていないので謝りたい」