iPhoneの充電で
「lightningコネクタで液体が検出されました」
と出てきて充電が出来ない場合について。
iphoneを水に落としたわけでもなければ、濡れてない場合の対処法は?
lightningコネクタで液体が検出されました|濡れてない?なぜ?
■ 状況確認
- 濡れていないことを確認する
- 水滴などが付いていないか、充電コネクタ周辺を目視で確認する。
- 濡れている場合は、柔らかい布で水分を拭き取り、完全に乾燥させる。
- 使用している充電ケーブルを確認する
- Apple純正のLightningケーブル、もしくはMFi認証を取得したケーブルを使用しているか確認する。
- 非純正品やMFi認証非取得のケーブルを使用している場合は、Apple純正品またはMFi認証取得品に交換して試してみる。
- 充電コネクタ内に異物がないか確認する
- 目視で確認できる範囲で、充電コネクタ内にホコリや糸くずなどの異物が入っていないか確認する。
- 異物が入っている場合は、ピンセットなどを使って慎重に取り除く。
lightningコネクタで液体が検出されました|濡れてない?対処法は?
上記を確認しても改善しない場合は、以下の対処法を試してみる。
- iPhoneを再起動する
- 一時的な不具合の可能性があるため、再起動することで解決する場合がある。
- iPhoneを初期化する
- ソフトウェアの問題が原因である可能性があるため、初期化することで解決する場合がある。
- 初期化前に、必ずバックアップを取る。
- Appleサポートに連絡する
- 上記の対処法を試しても改善しない場合は、ハードウェアの問題の可能性があるため、Appleサポートに連絡して修理を依頼する必要がある。
lightningコネクタで液体が検出されました|濡れてない?対処法の注意点
「Lightningコネクタで液体が検出されました」と表示されたiPhoneを乾燥させる際、次の点に注意をしましょう。
- ドライヤーでiPhoneを乾かさない: ドライヤーなどの熱で乾燥させると、iPhone内部の水分がより一層広がり、複数の内部パーツの故障につながる可能性があります。自然乾燥させることが推奨されています。
- iPhoneを振って水を出そうとしない: 振ると、内部に水が入り込む可能性があります。
- 綿棒やティッシュなどをLightningコネクタに差し込まない: 綿棒やティッシュペーパーなどを差し込むと、コネクタ内部に繊維が残り、端子を破損させる可能性があります。
- お米と一緒に保管して水分を出そうとしない: お米の粒がLightningコネクタやその他の部位に入り込み、損傷する可能性があります。
- 高温の熱源やエアダスターでiPhoneを乾かさない: これらの行為はiPhoneに損傷を与える可能性があります。
iPhoneを乾燥させる際は、上記を避けて、風通しの良い場所で自然乾燥させるようにしてください。
■ ワイヤレス充電の利用
上記の手順で改善しない場合は、ワイヤレス充電を試してみるのも有効です。ただし、ワイヤレス充電器を使用する場合は、以下の点に注意する必要があります。
- ワイヤレス充電器がQi規格に対応していることを確認する。
- iPhoneの背面に金属製のケースやアクセサリーを装着していないことを確認する。
- ワイヤレス充電器の取扱説明書をよく読んでから使用する。
lightningコネクタで液体が検出されました|緊急時につき無視するとどうなる?
「緊急時につき無視」を押して充電を続けると、iPhoneのLightningコネクタや充電ケーブルが液体で濡れている状態のため、ショートが発生する危険性があります。
ショートが発生すると、Lightningコネクタ部品だけでなく、基板部品や画面パネルなど、様々な精密機器に悪影響を及ぼし、最悪の場合iPhoneの電源が入らなくなる可能性があります。 水濡れ状態での充電は、コネクタやケーブルの腐食・破損や、基板ショートによる機能不全のリスクを高めます。 iPhoneの故障原因で最も多いのは「水没」であるため、液体検出の警告が表示された場合は、端末の使用を控えることが推奨されます。
まとめ:lightningコネクタで液体が検出されました|濡れてない?なぜ?対処法は?
iPhoneを充電しようとした際に「Lightningコネクタで液体が検出されました」と表示され、充電ができない場合。
まず、この警告はiPhoneの充電ポートに液体が入った可能性をセンサーが検出した際に表示されます。 水没以外にも、湿度の高い場所での使用、運動時の汗、急激な温度変化による結露なども原因として考えられます。
iPhoneが濡れていない場合でも、Apple純正品以外の充電ケーブルやアクセサリの使用が原因でエラーが発生することがあります。 特に、100円ショップなどで販売されている安価な製品は、Appleの認証を受けていない場合が多く、不具合を起こしやすい傾向があります。 Appleは、MFi認証を受けていない製品を使用すると、デバイスの損傷、ケーブルの破損、コネクタの不具合、同期や充電の不可などの問題が発生する可能性があると警告しています。
iPhoneが濡れていない場合の対処法:
- Apple純正ケーブルの使用: 純正品以外のケーブルを使用している場合は、Apple純正ケーブル、またはAppleが定める性能基準をクリアした「MFi認証」を受けたケーブルに交換して充電を試してみましょう。
- 充電口の異物確認: 充電口に異物が入っている場合は、それが異常な通電を引き起こし、「液体を検出」と表示されることがあります。 異物を見つけたら取り除き、内部に入り込んでしまった場合はiPhone修理店に相談しましょう。
iPhoneが濡れている場合の対処法:
- 電源を切る: ショートを防ぐため、iPhoneの電源を切りましょう。
- 水分を取り除く: Lightningコネクタ部分を下に向けて軽く叩き、水分をできる限り取り除きます。
- 自然乾燥: 風通しの良い場所で30分以上自然乾燥させます。 ドライヤーやエアダスター、米袋の使用は避けましょう。
- 充電を試す: 30分以上経過したら、充電ケーブルを接続して充電できるか確認します。 それでも警告が表示される場合は、最大24時間乾燥させてください。
緊急時につき無視」ボタンについて:
「緊急時につき無視」を選択すると充電を継続できますが、水濡れ状態での充電はコネクタやケーブルの腐食・破損、基板ショートによる故障のリスクが高まります。 緊急時以外は使用を控えましょう。
上記の対処法を試しても改善しない場合は、バッテリーや充電ドックコネクタ、基板などが故障している可能性があります。 その際は、Appleのサポート窓口やiPhone修理店に相談することをお勧めします。