リトルナイトメアの最後について解説。
「リトルナイトメア」とは食料である小人が捕食者である巨人がいる船から脱出するというゲーム。
リトルナイトメア2でシックスがモノの手を離した理由は?
リトルナイトメア最後ネタバレ|2でシックスがモノの手を離した理由は?
リトルナイトメア2の最後でシックスちゃんがモノの手を離した理由は、
①単純にモノがシックスちゃんのオルゴールを壊し、それに怒ったから
②手をとったときにモノの顔が見え、それがノッポ男と近似していると考え、恐怖を感じたから
③シックスにとって、あの夢の世界は都合の良い世界だったので、それを壊したモノを危険と感じたから
の3つが考えられます。
①は、モノがシックスの大事なオルゴールを壊したことで、シックスが怒り、モノの手を離したという考えです。
②は、モノの顔がノッポ男と似ていたため、シックスが恐怖を感じ、モノの手を離したという考えです。
③は、シックスにとって、あの夢の世界は都合の良い世界だったので、それを壊したモノを危険と感じ、モノの手を離したという考えです。
このうち、最も信憑性が高いのは③であると考えられます。
リトルナイトメア2の最後で、シックスは電波塔の頂上に到達し、モノと一緒に外の世界に出るチャンスを手に入れます。しかし、シックスはモノの手を離し、一人で電波塔から落ちていきます。
シックスがなぜモノの手を離したのか、その理由は明確に語られていません。しかし、シックスはモノと一緒に電波塔から落ちると、またノッポ男に捕まってしまうのではないかと恐れていたのではないでしょうか。
シックスは、ノッポ男に捕まったとき、虐待を受けていました。そのため、ノッポ男やノッポ男のような存在を恐れていたのです。
モノは、シックスを助けるためにノッポ男と戦ってきました。しかし、モノの存在が、シックスにとって新たな危険をもたらす可能性があったのです。
シックスは、モノの手を離すことで、ノッポ男から逃れることができたと考えたのかもしれません。
また、シックスはモノとの別れを惜しんでいたとも考えられます。シックスはモノと協力して、様々な困難を乗り越えてきました。そのため、モノとは強い絆で結ばれていたのです。
シックスは、モノの手を離しながらも、彼をしばらく見つめ続けました。これは、モノへの別れを惜しむ気持ちの表れだったのかもしれません。
もちろん、①や②の可能性も完全には否定できません。しかし、③の可能性の方が、シックスの行動や言動をよりよく説明できると考えられます。
リトルナイトメアのあらすじ・ストーリー
黄色のレインコートを着た9歳の少女・シックスは、着物と能面を身に着けた女性の夢から目を覚ます。ライターしか持っていないシックスは、水中にある巨大な鉄の船「モウ」の内部をこっそりと通り抜けていく。モウ全体には、シックスから逃げるか、シックスの行動をこっそり観察する、小さく臆病な生き物・ノームがおり、シックスがノームに近づいたら抱きしめることができる。捕らえられた子供たちが収容されている監獄では、奥行きにはびこる肉食性のヒルと、光を浴びると石に変えられる人工の目を避けながら進む。また定期的にシックスは空腹の発作で衰弱し、シックスが食事をする時は揺れたシックスの影が現れる。投獄された子供から貰ったパンを食べた後、シックスは盲目で腕の長い管理人に捕らえられる。捕らえられた子供たちを助けないまま逃げるシックスは、靴の山でいっぱいの部屋に落ち、下に潜む目の見えないモンスターを回避する。管理人はシックスを追い詰めるが、シックスは崩壊しかけたドアで管理人の腕を切断する。
空腹の発作を起こし、生きたネズミを食べることを余儀なくされたシックスは、紙に包まれた子供たちが送られるキッチンへ行く。キッチンでは、奇怪な2人のシェフがご馳走を準備しており、シェフはシックスを見つける度に追いかけてくる。そんなシェフを振り切ったシックスは、海の上にあるモウの船体へ向かい外へ出る。船体をスケーリングするシックスは、そこで船からモウに向かい行進する肥満体のゲストの行列を目撃する。ゲストは和風のゲストエリアに腰を下ろし、食事をしていた。そのご馳走は、シックスの夢に出てきた奇怪な女性であるモウの仮面の女将、レディによるものだった。何人かのゲストがシックスへ這い進み、シックスは走って逃れる。そしてシックスは再び空腹の発作を起こし、ノームはシックスにソーセージを渡そうとするが、シックスはソーセージの代わりにノームを食らうのだった。
シックスは、壊れた鏡が散らばっているレディの宿舎へレディを追いかける。レディに追われ、シックスは壊れていない鏡を使いレディを撃退する。レディを映すその光景はレディに痛みを引き起こし、レディを鎮圧させたのだった。レディが無防備の状態で弱体化していると、シックスに最期の空腹の発作が起こる。シックスはレディの首に噛みつき、レディを殺害、レディの魔法の力を吸収する。暗いオーラに囲まれたゲストエリアをシックスは歩いて戻り、ゲストの何人かがシックスを食べようとするが、シックスの新しい力によりゲストの首は音を立て、襲い掛かるゲストは倒れていく。シックスは扉を通り抜け、階段を上り日の光の中へ出てゆき、そこへシックスが抱きしめた全てのノームが集まっていく。
クレジット後のシーンでは、遠くに霧笛が聞こえる中、シックスはモウの入り口に立っていた。
まとめ:リトルナイトメア最後ネタバレ|2でシックスがモノの手を離した理由は?
リトルナイトメア1と2には、ホラーもしくはアニメ映画のオマージュと思われる場面がいくつも登場します。また製作者が日本のファンということもあり、リトルナイトメア1には日本文化を感じさせる瓦屋根や某長編アニメ映画を感じさせるシーン、日本の巨人「手長足長」。リトルナイトメア2には日本の妖怪「ろくろ首」、ホラー映画「リング」のワンシーンのような描写が出ています。
他には妖精のノーム(※2ではノームはDLCのみで、子供が被っている似たような三角帽子は古いヨーロッパでの悪い子帽子に見えます)、ホラー映画『IT』の折り紙の船、のっぽ男は都市伝説のスレンダーマンです。長い廊下にいくつものドアはホラー映画『シャイニング』(※原作の小説の方が双子が出てきますが、映画にワンシーンだけでてくる双子の女の子のオマージュとも感じる絵画もあります)
私が気づいただけなので、他にもオマージュがあるかもしれません。
モウにある一部の壁紙が部屋の壁紙との一致、首吊り男の椅子や目の印の積み木や猿のおもちゃ、ブラウン管TV、日にちを数える印、子供の落書きなどいくらでも共通点はあります。首吊り男の椅子とのっぽ男の椅子はサイズ感が異なりますのでデザインは同じですが、=ではないと思います。
1の首吊り男は没キャラとなったベルマン(またはwax man)の名残という説が有力です。