アメリカのヒットチャートランキング「Billboard 200」で初登場6位という快挙を達成した、
lizzoがスッキリに出演しました。
ビルボード6位を獲得したアルバム「Cuz I Love You / コズ・アイ・ラヴ・ユー」が
2019年7月17日に発売されたことを受けて、販促キャンペーンで来日したんじゃないかと思われます。
lizzo(スッキリ)wikiプロフィールや受賞歴は?
- 本名:Melissa Viviane Jefferson(メリッサ・ビビアン・ジェファーソン)
- 生年月日:1988年4月27日
- 出身地:ミシガン州デトロイト(アメリカ)
lizzoは「ボディポジティブムーブメント」のアイコンとも言えるアーティストで、
その実力は大御所シンガーの故プリンスも認めたほど。
米『コーチェラ・フェスティバル』に出演し、
プラスサイズのダンサーを引き連れ、常に明るく楽しげなステージを見せることがlizzoの持ち味で、
『Cuz I Love You』のジャケットや「Boys」のMVには大胆なヌードで登場しアメリカでも話題となったようです。
10歳の頃にヒューストンに引っ越しをしたlizzoは2011年ごろから
本格的にインディーズでアーティスト活動を開始。
2013年にアルバム『Lizzobangers』でプロデビューを果たすものの、
道のり決して平たんではありませんでした。
まだブレイク前に家族がヒューストンから引っ越しをすることになったものの、
lizzoは音楽活動を続けるためテキサス州ヒューストンにとどまることを決意。
しかし、収入は決して十分とは言えず、車がなくなって、次に家を追い出されて、
さらに父が亡くなって、そして仕事も失ったため、最終的には24時間制のジムでシャワーを浴びる
ホームレス生活を1年半も続けるという苦い過去を経験しています。
lizzo(スッキリ)のセーラームーンyoutube動画
lizzo(スッキリ)のボディポジティブとは?
lizzoのインスタグラムには、
ステージでもレオタードを着てボディラインを強調している姿があります。
ボディポジティブムーブメントとは、従来の美の基準にとらわれることなく自由になり、
ありのままの自分の体型を受け入れて肯定し、愛そうという風潮のことで、
レディー・ガガが発祥と言われ日本では渡辺直美さんがボディポジティブムーブメントをけん引しています。
もともとは拒食症と過食症をカミングアウトしたレディ・ガガが立ち上げた
『Body Revolution 2013』というプロジェクトが母体となっているようです。
レディ・ガガがネットに自分の身体のセルフィーをアップすると、
その行動に勇気づけられたファンたちも自分の身体の写真(セルフィー)を続けざまに投稿し始め、
ボディポジティブムーブメントの引き金となりました。
現在は、世界的なおもちゃであるバービー人形やユニリーバのダヴブランドにまで、
ボディポジティブムーブメントの影響が見られるようになったほか、
「カーヴィー」や「プラスサイズ」と呼ばれるモデルも増えはじめています。
プラスサイズの代表格とされるアシュリー・グラハムというアメリカのモデルは、
なんとインスタグラムのフォロワー数840万人を誇り、
セルライトのついた身体の写真を隠すことなく投稿しています。
スッキリに出演したlizzo自身も、中学生の頃なんて、イジられていたことを告白し、
自分を愛せるようになるまで長い時間がかかったと話しています。