ロフォーテン諸島の地図はノルウェーのどこ?
ロフォーテン諸島とは「アルプスを海に沈めたよう」「アルプスの頂きを海に浮かべたよう」と形容される山と海で形成されたフィヨルドからなる景色が楽しめる観光名所。
氷河の侵食により形成された風光明媚なる山々が屹立する風景を一目見ようと世界中が観光客がやってくるエリアですが、
ロフォーテン諸島は北緯68度前後に位置している北極圏でもあります。
5月最終週(毎年5月26日前後)から7月中旬(毎年7月17日前後)にかけては白夜で太陽が一日中沈みません。
また魚が豊富で、特に、冬は、タラが産卵のために集丸ことからタラ漁で重要な漁村として1000年以上の歴史を誇り、漁獲されたタラが干される風景もロフォーテン諸島の名物で、
ロフォーテン諸島の滞在は陸・海・空のゲートとなっているスヴォルヴァーが中心。
この町自体も絶景に囲まれていますが、この地域で最も設備が整っていて大型のホテルやレストランやマーケットなど衣食住が整っており、各方面に向かうバスも発着しています。
ロフォーテン諸島の行き方・日本からのアクセスは?
日本からロフォーテン諸島に行くには、まずはノルウェーBodo(ブーデ/ボードー)空港(BOO)に行かなければいけないものの、
Bodo空港への直行便は日本の空港からだと運行していません。
スカンジナビア(SAS)航空でいったん、ノルウェーのオスロ空港へと降り立ち、そこからBodo空港へと乗り継ぎすることになります。
日本からオスロ空港までのフライト時間は直行便だと1時間25分で毎日1日5~7便運航しており、
ヨーロッパのハブ空港(コペンハーゲン、フランクフルト、チューリッヒ、ヘルシンキ等)を経由する路線も充実しています。
Bodo空港からは空路・船路・陸路のいずれの方法でもロフォーテン諸島の中心地であるスヴォルヴァーに行くことができます。
空路:Wideroe(ヴィデロー航空)に乗ってLeknes(レクネス)空港(LKN)
船路:Bodoフェリーターミナル ⇒ ロフォーテン モスケネスフェリーターミナル
空路だとものの30分ほどで到着してしまうほどの距離ですが船路の場合だと所要時間3時間15分(夏は増便して8便/日)かかります。
船路だとかなり時間はかかるものの、美しいロフォーテン諸島のパワフルに聳え立つ山々を海の上から楽しむことができるので、ロフォーテン諸島を観光する人には船路が人気のようです。
フェリーはローカル公共交通機関路線番号「18-782」で時刻表や料金を調べるには177nordlandというサイトを使うのが便利です。
ロフォーテン諸島の観光ツアーや料金は?
ロフォーテン諸島では10月~1月にかけて「ネイチャー・サファリ」というボートツアーが開催されています。
ノルウェー全体の4分の1の海鳥がロフォーテン諸島エリアに生息していると言われ、海鷲、オットセイ、クジラなどの野生の動物を観察できる人気のツアーです。
日本の空港発着のロフォーテン諸島の観光ツアーを探してみると、下記のようなものがありました。
『幻想のオーロラと美しきロフォーテン諸島を巡る8日間』<プレミアムステージ>
料金:369,000 円~459,000 円
『スカンジナビア航空利用/美景のロフォーテン諸島とトロムソオーロラ8日間』<オーロラチャンス5回><添乗員同行>
料金:289,000 円~499,000 円
『ビジネスクラス利用(羽田~コペンハーゲン間)/美景のロフォーテン諸島とトロムソオーロラ8日間』<オーロラチャンス5回><添乗員同行>
料金:649,000 円~899,000 円
『プレミアムエコノミークラス利用(羽田~コペンハーゲン間)/美景のロフォーテン諸島とトロムソオーロラ8日間』<オーロラチャンス5回><添乗員同行>
料金:419,000 円~669,000 円
他にもローフォーテン諸島現地で申し込みができるツアーには、下記のようなものがありました。
シー・イーグル・サファリ?トロールフィヨルド(ノルウェーの海を探して、スボルベルからボートサファリツアーに出かけます。)
料金:10,555円
所要時間:2時間
サイレントトロルフィヨルドクルーズ(現代の電気船に乗って、ロフォーテンの壮大なトロルフィヨルドを完全に沈黙の中で体験)
料金:12,241円
所要時間:3時間
ノーザンライツフォトグラフィーツアー(オーロラ愛好家のための完璧なツアー。)
料金:14,152円
所要時間:調査中
ローフォーテン諸島をトレッキング(登山)目的で訪れる人も多く次々と現れては過ぎ去っていく海、山、ビーチ、湖が魅力で、
長い間、歩き続けても退屈する暇もないほどだといわれています。
ロフォーテン諸島はアナ雪でも有名
ロフォーテン諸島ははディズニーの大ヒット映画「アナと雪の女王」通称アナ雪のモデルになったことでも有名です。
実際にアナ雪製作スタッフがロフォーテン諸島の景色からインスピレーションをもらったと話しています。
ちなみに、ノルウェー最大の雑誌Allersによって最も美しい村に選ばた「ノルウェーで最も美しい村」があるのもロフォーテン諸島はのライネ(レイネ、Reine)で、
レイネブリンゲンという山から眺めるレーヌ村の美しさはヨーロッパでも屈指の絶景とされています。
ロフォーテン諸島は天気次第でオーロラも見れる
ロフォーテン諸島に滞在するのであれば、ローブー(ロルブー、Rorbu)と呼ばれる「漁師のキャビン」に宿泊できます。
もともとは漁師小屋だったものを改造したものロフォーテン諸島特有のユニークな宿泊施設で、海沿い(海上)に立つかわいらしい赤い壁の建物が特徴。
キャビンの下側は海で、そこに(漕ぎ)船を停められるようになっていて、キッチンもあるので自炊できます。