ロストケアは第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した葉真中顕のデビュー小説。
松山ケンイチと長澤まさみが初共演で映画化されましたがロストケアの原作は実話の事件をモチーフにしているんでしょうか?実在する連続殺人犯と検事がモデル?
ロストケア(映画)原作は実話の事件?モデルが実在?
松山ケンイチ×長澤まさみ初共演、連続殺人犯役と検事役で対峙 映画『ロストケア』
松山ケンイチが主演、長澤まさみがヒロインを務める映画『ロストケア』が2023年に全国公開することが決定した。松山と長澤は今回が初共演となる。“連続殺人犯”役と“検事”役で対峙する。
本作は連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫るヒューマンサスペンス。早朝の民家で老人と介護士の死体が発見され、捜査線上に浮かんだのは死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典(松山ケンイチ)。彼は献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcc100b889042fa893fb45f8705e7b68cd5e45aa
■ロストケアあらすじ
戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奥に響く痛ましい叫び――悔い改めろ!介護現場に溢れる悲鳴、社会システムがもたらす歪み、善悪の意味……。現代を生きる誰しもが逃れられないテーマに、圧倒的リアリティと緻密な構成力で迫る! 全選考委員絶賛のもと放たれた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
原作の葉真中 顕さんによるコメントを見る限り「ロストケア」は実話が元になったわけではなさそうです。
私自身、この作品の映画化は難しいのではないかと思っていましたが、原作に惚れ込んでくださった前田哲監督と松山ケンイチさんが努力に努力を重ね、実現の運びとなりました。原作者冥利に尽きます。高齢化が進みケアの問題がより切実になる今、映画『ロストケア』の公開が価値あるものになることを期待します。