2024年の「徳島マチ★アソビ(マチアソビ)」は中止となることが発表されました。
「マチ★アソビ」は2009年から徳島市で行われている、アニメやゲームなどを題材とした複合型エンターテインメントイベント
「マチ★アソビ」は「徳島をアソビ尽くす」ことを目的とした複合型エンターテインメントイベントですがなぜ中止となったんでしょうか?
マチアソビ徳島2024なぜ中止?理由は?
アニメイベント「マチ★アソビ」 2024年春は開催中止へ イベント実施業者の選定に時間必要【徳島】
徳島市中心部で春と秋に開かれているアニメイベント「マチ★アソビ」が、この春は開かれないことが分かりました。
イベントを行う業者の選定に時間がかかることなどが理由ですが、徳島県民の中には、残念という声も聞かれました。
「マチ★アソビ」は、2009年から徳島市中心部で開催されているアニメやゲームなどのイベントで、県などで作る実行委員会が開いています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fafd3005a24756a58879687a61b325b0c035cd0
徳島市で行われている「マチ★アソビ」では主にその時期に放送されているアニメの関係者・キャストのトークショーや、アーティストによるミニライブ、漫画などの展示会や物販を実施。
一般参加者によるコスプレイベントや、春には新町川などに架かる橋にアニメ作品の巨大幕を掲示する「橋の下美術館」、秋には飲食店とアニメ作品がコラボした「とくしまグルメハント」なども開催されてきました。
徳島でマチアソビが中止された件理由について、2024年春の開催が見送られたことの理由について、県はイベントの企画業務を直接委託する方式に切り替えるため、この業者選定に時間がかかるためとしています。
ただ、マチアソビは一部のアニメオタクやファンのイベントとみなされ、誰でも気軽に参加できる雰囲気ではなかったのかもしれません。
ポッポ街のアニメの老舗、南海ブックスが閉店したのも痛手でしょうね。
X(twitter)で「徳島県に大規模なイベントをやるキャパは無い。ホテルも少ないしすぐ満室になって県外に泊まる人が多いから県に旨味は少ない。」という意見もみられますが、元々夏の阿波おどりが繁忙期の徳島市では春・秋の行楽シーズンには宿の余裕はありました。
市内の宿が埋まれば県内の他市にも宿泊する人達もいるので、少なくともキャパの問題で中止となったわけではなさそうです。
マチアソビ徳島2024中止|新イベントに刷新?
「マチ★アソビ」について、2024年春にこれまで通りの開催が難しくなったとして、徳島県議会代表質問で県は今後、幅広い層を対象とした県内全域の賑わい創出を目指すイベントに刷新していきたいとしています。
今後はアニメの聖地・徳島として定着した認知度を起爆剤としながら、広域的に幅広い層が参加できるイベントにブラッシュアップしていきたいとしています。
マチアソビの今後は?
県は今後、「マチ★アソビ」を以下のようなイベントへと刷新していく予定です。
■県内全域を巻き込んだイベント
徳島市中心部だけでなく、県内全域を巻き込んだイベントにすることで、より多くの人に楽しんでもらうことを目指します。
■幅広い層が楽しめるイベント
アニメファンだけでなく、幅広い層が楽しめるイベントにすることで、より多くの人に徳島の魅力を知ってもらうことを目指します。
■公費に頼らないイベント
公費に頼らず、自力で運営できるようなイベントにすることで、持続可能なイベントを目指します。
まとめ:マチアソビ徳島2024なぜ中止?理由は?
2024年の「徳島マチ★アソビ(マチアソビ)」は中止となることが発表されましたが、主な理由は、以下の3つです。
■多額の公費投入
「マチ★アソビ」は過去14年間で、県から総額8億円もの公費が投入されていました。これは年間平均8千万円にもなります。
近年、県議会では、この多額の公費投入に対する疑問や批判が強まっていました。
■県内全域への波及効果の薄さ
「マチ★アソビ」は徳島市中心部で開催されるイベントであり、県内全域に波及効果が薄かったという指摘がありました。
県としては、県内全域を活性化できるようなイベントを目指しています。
■他のイベントとの公平性
県内には、「マチ★アソビ」以外にも様々なイベントが開催されています。
県としては、公正な支援を行うために、すべてのイベントを平等に評価する必要があると考えています。