メールで
「(NHK放送受信料)24時間以内にご確認いただければ、12か月間NHKプラスが無料でお楽しみいただけます」
といった件名のメッセージが送信されてくることがあります。フィッシング詐欺を目的とした迷惑メールの心配はないんでしょうか?
メールで(NHK放送受信料)24時間以内にご確認いただければ、12か月間NHKプラスが無料
NHKプラスを騙る偽メール横行!クリックしてみてわかったこと。親世代も危険!詐欺に気づくポイントは?
夕方のNHKのニュース番組を見ていると「NHKプラスを騙った偽メールが届いているので、注意してください」との放送が流されました。
そういえば、このところ、よく見かけていた記憶があります。改めて、メールボックスを見てみると、かなりの数が届いていました。
タイトルは「NHKプラスアップグレードサービスお知らせ」となっており、内容は、ほぼ同じです。
「NHKがNHKプラスにアップグレードされました」とあり、アップグレードすると「パソコンやスマートフォン、タブレットで、総合テレビやEテレの番組を放送と同時に視聴できます。総合テレビやEテレの番組を放送後から1週間いつでも視聴できます」とあります。
https://news.yahoo.co.jp/byline/tadafumiaki/20220601-00298779
結論から言うと
「(NHK放送受信料)24時間以内にご確認いただければ、12か月間NHKプラスが無料でお楽しみいただけます」
NHKのサービスをご利用いただきありがとうございます.
NHKがNHKプラスにアップグレードされました.
NHKのサービスをより有効に活用するためには、より良いサービスを提供し、 サービス品質を向上させるために.NHK契約をアップグレードする必要があります.
アップグレードは無料で、 追加の負担はありません.
NHKアップグレードの内容を以下に説明させていただきます.
★パソコンやスマートフォン、タブレットで、 総合テレビやEテレの番組を放送と同時に視聴できます.
★総合テレビやEテレの番組を放送後から1週間いつでも視聴できます.
★見逃し番組をジャンルやテーマ別に並べ、 番組を見つけやすくしました.
★見逃し番組を、日付やチャンネル、キーワードで探すことができます.
★NHK + にアップグレードした後、 12か月の手数料免除を提供します.
NHKプラスのご利用手続きありがとうございます.
以下のURLをクリックし、 必要な項目の入力をお願いいたします.
https://pid.nhk.or.jp/account/regist/id/input1.do?receiptid=eac2a3dcb5b99b40c4edled2ebb96af2
本メールは重要なお知らせのため、 配信停止はできません。
本メールは配信専用のアドレスからお送りしております。
本メールに返信いただいても、 お問合せにお答えすることができません。
日本放送協会
〒150-8001 東京都渋谷区神南2-2-1
Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation).
といった件名のメールはNHK(日本放送協会)から送付されていません。
NHKを名乗る架空の発信元からのメールになります。
存在しない「NHKインターネットアカウント」や「NHKがNHKプラスにアップデート」などへの登録を要求し、受信契約やクレジットカードの情報を入力させようというものです。
メールに記載されたリンクを開いたり、その先の入力フォームには絶対に入力しないでください。
メール本文で表示させるURLも偽装可能なので、見た目に騙されず、必ずURLにカーソルを合わせるようにしてください。
まとめ:(NHK放送受信料)24時間以内にご確認いただければ、12か月間NHKプラスが無料
詐欺にあわないためには、以下の対策が必要です。
1.不審なメールは、決して開かないようにする。
2.急ぎを装うような文章には、注意を払い、冷静に判断するようにする。
3.個人情報を入力する場合は、必ず正規のサイトであることを確認する。
4.詐欺被害に遭った場合は、速やかに警察に届け出る。
【ポイントまとめ】
国税局を騙るショートメールは、詐欺の手口の一つである。
差出人が「国税局」という名前で、内容が急ぎを装い、不安をあおる文章になっていることが多い。
リンクや添付ファイルを開くと個人情報が盗まれることがあるため、決して開かないようにする。
不審なメールには注意し、冷静に判断するようにする。
詐欺被害に遭った場合は、速やかに警察に届け出る。
架空請求詐欺メールは、脅しや、アリもしないことで不安にさせるような詐欺メールを送ってきますが、連絡してくるカモを待っているのです。
架空請求メールの特徴は、
1.名宛人(債務者氏名・住所)が特定されていない。
2.請求者氏名・住所が書かれていない。
3.請求内容の具体的な示しが無い。
4.請求金額の示しが無い。
架空請求詐欺メールを送る者は、メール発信時点では受け手を特定する情報を持っていないので、こちらから連絡をしなければ事件に巻き込まれる事はありません。
メールを一見すると、それらしい文面で「法的措置をとる」とか、「裁判所に申し立てる」などの金銭を支払わなければ、裁判をする事を暗に匂わせる事が書かれていますね。
実際に利用していたのなら支払い義務は当然生じますが、質問者さんが有料サイトを使った全く身に覚えがなければ、100%詐欺メールですので基本的には無視をすることが大切です。
架空請求詐欺メールは、登録業者名や登録時期などの具体的な事は一切書かれていないのが特徴ですが、通常の請求でどこの業者なのか、時期はいつなのか等を明確にしていない時点でおかしいのです。
従って、こちらから電話をかけて個人情報を教えたりもしないで、架空請求詐欺メールは無視して放置しておけば良いですよ。
こうした不審なメールが送信されてきた場合、間違ってもリンク先を開いたり、リンク先の指示に従って個人情報(氏名、生年月日、電話番号、住所、クレットカード、有効期限、セキュリティコードなど)を入力しないように注意をしてください。
他にも指定されたアプリのインストールなどの操作をしないように気を付けてください。
万が一、指示に従ってアプリをインストールしたり、個人情報を入力をしてしまった場合。
それらの情報を利用して銀行口座等への不正ログインが試みられてしまったり、クレジットカード情報が不正利用されてしまう恐れがあります。
他にも自分の個人情報が詐欺のために悪用され、余計なトラブルに巻き込まれる危険もあります。
また最近のネットのフィッシング詐欺では、公式サイトをパクった偽サイトにログインするように仕向けられ、未払い金の支払いを行うためにコンビニ払い(セブンイレブン)を行うように案内されるケースもあります。
なお、このような偽SMSが突然届くケースが多く発生していますが、いずれにしても突然届いたSMS等に記載されたURLを慌てて開いてしまわないように気を付けてください。