マンガリッツァ豚はその豚肉の概念が変わる程の味わいから実は世界で唯一「食べることのできる国宝」というとても希少な豚の品種。
日本でも「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」などとして飼育されていますが、満天青空レストランでも紹介されました。
マンガリッツァ豚の販売店は?どこで売ってる?
ハンガリーの国宝に認定されるマンガリッツァ豚とは、かつて絶滅の危機に瀕していた豚で全身が羊のような毛で覆われているため、別名「ウーリーピッグ(毛むくじゃらの豚)」
しかし、約50年前、生産効率の良い品種の普及に伴い絶滅寸前にまで追い込まれます。
原産国であるハンガリーと緯度が近く似た気候風土を持つ北海道十勝でマンガリッツァ豚を輸入し伝統的な飼育方法である「自然放牧」で飼育し、特別な飼料(十勝産の大豆や小麦)で肥育。
出荷するまでに数々の障壁を乗り越えた末、2016年、国内においてこれまで前例のなかった繁殖に成功。
十勝ロイヤルマンガリッツァ豚として出荷されるようになりますが、現在ではネット通販を中心に取り扱いも充実するようになりました。
ただ小売販売ではまだ十勝ロイヤルマンガリッツァ豚が販売されているところを見かけることはほとんどないようなので、十勝ロイヤルマンガリッツァ豚を購入するには通販するのが良さそうです。
マンガリッツァ豚の通販お取り寄せは?
「美食の国」と呼ばれるハンガリーで国宝に認定されている「マンガリッツァ豚」は毛の色によって、金(ブロンド)、赤(レッド)、黒(ブラック)と3種類に分類されます。
全身がカールした長い毛で覆われ、黒い鼻の淵、口元、蹄を持っているのが特徴で世界中のミシュランの星つき超一流レストランでA5ランクの牛肉とならぶ高級な食材としてマンガリッツァ豚が提供されています。
東京のリッツカールトンホテル
カリフォルニアの「フレンチランドリー」
ニューヨークの「パーセ」
シンガポールの「レザミ」
香港のシャングリラ・ホテル
ブダペストの「オニキス」
など。
別名「ウーリーピッグ(羊毛の豚)」とも呼ばれるマンガリッツァ豚は、一般的な三元豚に比べゆっくりと成長することから、出荷可能な大きさになるまでには、三元豚が6ヶ月程度であるのに対し、1年以上の肥育期間を要します。
そのため、マンガリッツァ豚は通常の豚肉と比べるとどうしてもグラム当たりの単価が高くなるので、やはり通販するのがお得に購入できる手段となりそうです。
マンガリッツァ豚の楽天・amazon価格は?
マンガリッツァ豚の塊肉は、牛肉のような濃い色をしていて、なかでも肩ロースは、赤身肉の発色がきれいで、脂身の白さが際立ちます。
マンガリッツァ豚は楽天やアマゾンなど大手のショッピングモールサイトでも通販の取り扱いがありました。
ただ、入荷状況は出品しているネットショップによってまちまちで、アマゾンでは在庫切れしていても楽天では通販の取り扱いがあるなど、出品状況はリアルタイムで変わっています。
とりあえず自分が普段から利用しているネットショップでマンガリッツァ豚が見つからなかった場合、他のサイトで通販するのが良さそうです。
yahooショッピングでマンガリッツァ豚を通販するにはこちらマンガリッツァ豚の味感想は?
マンガリッツァはハンガリー原産の豚で、豚舎ではなく広々とした森や草地といった自然環境の中で、トウモロコシ、ドングリ、カボチャ、テンサイ、小麦など自然食のみを食べて育ちます。
マイナス30℃の厳しい冬の寒さの中でも過ごすことができることもあり、十勝ロイヤルマンガリッツァ豚の脂の融点は26~28℃。(一般的な豚肉は35~40℃)
脂肪の融点が一般的な豚肉に比べて10℃も低いため、口の中でサラッと溶けるような至福の食感も楽しめます。
普通の豚肉よりも健康に良いとされる不飽和脂肪酸(コレステロールが溜まりにくい成分)が多く含まれているため、ヘルシーな食材でもあります。
血統的にはイベリコ豚(スペイン)と同じルーツだとされています。