マンホールの上には雪が積もらない理由は?
マンホールの蓋近辺にはなぜ雪が積もらないのでしょうか?
マンホールに雪が積もらない理由はなぜ?
マンホールの蓋近辺にはなぜ雪が積もらないのかというと、理由はおよそ2つあります
一つ目は地下の熱と容易に伝わるからです
マンホールの下に限らず地下は地上よりあたたかく金属のようにかなり熱が伝わりやすい物質で地面ができていたとしたらよほど寒い地域でないと雪は積もりません。
つまり土は熱を通しにくいのに対しマンホールとその周辺はすぐ下が空気ですのですぐに熱が来られるんだそうです
二つ目は他の方もご指摘なさっているように生活排水、上水の温度のおかげです
水道管を流れている水は温度が高いんですね
このような理由からマンホールの周辺は雪が積もらず豪雪地帯では道路のあちこちに穴ぼこができて大変なんです。
車で走っているとガッタンガッタン揺れます。
まとめ:マンホールに雪が積もらない理由はなぜ?
マンホールの上には雪が積もらない理由はマンホールの中が温かいからです。
積もらないわけではないですが、積もりにくいですね。
マンホールの中は地中にあたりますので、外の気温ほどは温度変化が少ないです。
また、マンホールは一般に金属ですので、熱伝導度がよく、マンホールの中の温度が伝わりやすいので、マンホールの上も温かく、雪が溶けてしまいます。
下水道のマンホールでは、特に下水自体が温かいですので、雪が積もりにくくなります。
マンホールが外の冷気で冷やされて雪が積もることもあまりないでしょう。
地中って比較的温度変化に乏しく、冬の非常に寒い時期には、外気より温かいですよね。
マンホールの内側はその地中にありますので、マンホールの中だけでなく、地中全体が冷えるような状況にならなければ、マンホールの中と外が同じ温度にはなりません。
また、マンホールの中と外との熱のやり取りはマンホール面だけで、また、空気自体が移動しているわけではないですので、冷やされるペースも早くないはずですので、温かい地中の中に埋もれている限りは、マンホールの中が冷え切るということはないでしょうね。
●地中の温度は安定している
マンホールは、地中に開いた穴に直結しているわけですが、もともと地中の温度は、外気に比べて寒暖の差が少ないという特徴があります。夏ならば外気より涼しく、冬なら外気より暖かいんですね。
このため、マンホールの中の空気は、寒い時期では外気より暖かいということになります。
●マンホールのふたは熱を通しやすい
マンホールのふたは鉄でできています。鉄は熱を通しやすく、雪が降って冷たくなっても、内部の空気ですぐに暖められます。
また、空気は暖かいほど上に集まります。マンホールで冷えた空気は、下へ降りていき、暖かい空気が逆に上ってきて、マンホールのすぐ裏に集まるんですね。
●下水道のマンホール
マンホールのふたのうち、とくに雪が積もりにくいのが、下水道のマンホールです。
下水道には、風呂の残り湯や、洗い物をしたときのお湯など、暖かい生活排水が流れています。そんなわけで、下水道のマンホールは、とくに雪が積もりにくくなっています。