成島明彦容疑者は桶川のひょっこり男と地元では評判(?)だったようですが、度重なる犯行によって再犯で逮捕されたことが報道されています。
成島明彦の事件の概要
自転車であおり運転をしたとして、埼玉県警は26日にも、同県桶川市寿1丁目、パート成島明彦容疑者(33)を道路交通法違反(妨害運転)の疑いで逮捕する。捜査関係者への取材でわかった。6月施行の改正道交法で新設されたあおり運転の規定が自転車に適用されるのは全国初という。
捜査関係者によると、成島容疑者は今月5日、桶川市内の路上で自転車で反対車線にはみ出して対向車の通行を妨げた疑いがもたれている。一部始終が目撃者の男性(67)の車のドライブレコーダーに映っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5944fe5637d625f4980da1c3f4e1212a7d4fe873
成島明彦容疑者は車の行き交う道路の中央線付近を蛇行しながら2分余り走行を続け、
対向車が来るのにタイミングを見計らったかのように計4回も反対車線にはみ出す動きを見せていたそうです。
道路交通法違反(妨害運転)の罰金・罰則は?
社会問題として「あおり運転」が大きな注目を集めるようになったことを受けて、
道路交通法が改正され2020年6月30日から妨害運転に対する罰則が創設されました。
他の車両等の通行を妨害する目的で、急ブレーキ禁止違反や車間距離不保持等の違反行為(下記参照)を行うことは、交通指導取締りの対象となります。
違反した場合、
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
違反点数25点
運転免許の取消し(欠格期間2年、前歴や累積点数がある場合には最大5年)
が科せられます。
さらに、上記違反行為によって著しい交通の危険を生じさせた場合、
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
違反点数35点
運転免許の取消し(欠格期間3年、前歴や累積点数がある場合には最大10年)
が科せられることになり、成島明彦の場合には再販となりますから、より厳しい処分が下されるのではないでしょうか。
またあおり運転の定義として、以下の10項目が定められています。
通行区分(左側通行)違反
車間距離を詰める
急ブレーキをかける
不必要なクラクション
急な進路変更(割込み)
ハイビーム威嚇の継続
乱暴な追越し
左からの危険な追越し
幅寄せや蛇行運転
高速道路での最低速度違反や駐停車
成島明彦の暴行逮捕は家族(親族)だった?
成島明彦容疑者は自転車によるあおり運転の事件に関連をして72歳の男性に対して暴行を加えていることが報道されています。
この点に関して、ネットのまとめサイトでは「成島明彦容疑者の72歳の男性親族」といった感じで記事にしているものの、報道をきちんと読むと無関係だとみられます。
10月5日、埼玉県の路上で起きた暴行の一部始終を、被害者の男性の親族が撮影していた。
金髪でサングラス姿の男が、男性の胸ぐらをつかみ停車中の車に押し付けていた。
被害男性「やめろ!」
金髪の男「やめねーだろ!」
被害男性「全部撮っといて! 全部撮っておいて!」金髪の男は、72歳の男性に暴行した疑いで逮捕された成島明彦容疑者(33)。
https://www.fnn.jp/articles/-/92977
成島明彦の事件の動機は?
なぜ“ひょっこり”行為を繰り返してしまうのか。明星大学准教授で臨床心理士の藤井靖氏は「ゲーム感覚で意図して繰り返すようになったのではないか」と意見を述べる。
「最初は意図せず偶発的に飛び出し、独特のスリルや相手の反応で快感やスッキリ感を得る。ゲーム感覚で意図して繰り返すようになり、動機について聞いても、本人もわかっていないのでは」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba9c14e4f924ef0ddc940bfe6119fd8a270abdc3
成島明彦容疑者は、2019年にも同様の犯行で逮捕されていますが、その際には動機として「驚く顔見ると楽しく」「イライラ解消」などと語っています。
今回もおそらくは似たような動機ではないかとみられますが、いずれにしても周囲の迷惑を顧みないあまりにも身勝手な行為であることは間違いありません。
成島明彦の親は不明で生い立ちは複雑か?
現在、警察や報道などで公式に発表されている情報を見る限り、成島明彦容疑者の両親に関しては父親も母親もいっさい出てきていません。
その代わりに成島明彦容疑者と72歳の男性とのトラブルを中心にメディアで報道されていることから、少なくとも両親とは疎遠となっていたことがわかります。
また一部のネット記事では「暴行を受けた親戚の男性が仕方なく成島明彦容疑者の面倒をみてい多のでは」といった情報も見られるものの、
報道をきちんと読む限り、成島明彦容疑者の両親はもちろんのこと血縁関係のある親戚は誰も出てきてはいないのが事実でしょう。
ネットでは匿名掲示板をもとに、成島明彦容疑者と同級生だったとか顔見知りだという人物の投稿も見られますが、
これらの情報に関しては情報の真偽があまりにも不確かなため、この記事で紹介するのは控えさせていただきます。
まとめ:成島明彦容疑者は道交法違反罪などで有罪判決の執行猶予中
成島明彦容疑者の前科をたどると、
2019年9月 障害容疑で逮捕
2020年10月 道交法違反罪
2020年10月 親戚への暴行罪
その他、成島明彦容疑者は2019年時点で同様の妨害行為を10件以上は繰り返していたとされ、懲役2年・執行猶予4年の有罪判決を受けていました。
10月5日の事件はまさに執行猶予中の犯行という残念な結果となりました。