マスキングテープと養生テープの違いは?
マスキングテープと養生テープにはいったいどういう違いがあるのでしょうか?
マスキングテープと養生テープの違い
マスキングテープは紙でできていて弱粘着。養生テープはポリエチレン等の樹脂で粘着力は一般的には強め。という違いがあります。
マスキングテープは紙テープで粘着力が弱く容易に剥がせます
コーキングとか塗装の時に使います
コーキングとか塗装の塗りたくない部分にテーピングしてその上から塗ります
塗布後に剥がすと綺麗に仕上がります
幅は狭く普通は15mm~30mmくらいを使用します
養生テープはポリエチレン繊維で出来ていて養生シート等を止めるのに使用します
フローリング等の化粧面の場合ガムテープ等の接着力が強いテープで張ると化粧面を傷める可能性があるので接着力が弱い養生テープを使用します
幅はマスキングテープは、それのみで汚れが付着しないよう養生する為のテープで幅が狭い(25㎜程度)。養生テープは、幅が広く(50㎜)養生シートを固定する為のテープです。
まとめ:マスキングテープと養生テープの違い
マスキングテープと養生テープは剥がしやすいという意味では、似ていますが、全然違うものです。
マスキングテープと養生テープは何が違うのかというと、養生テープといっても、使用目的によって違います。
引越などでつかう養生テープは、剥がしたときに糊の後が付きにくい、剥がしやすいテープです。
これをマスキングテープには使用できません。
細かな穴が開いていて、塗料が漏れ出るからです。
塗装用の養生テープはマスキングテープと同じです。
「養生テープ」は養生全般に使う言葉です。その意味の中にマスキングテープも含まれます。
「マスキングテープ」は、主に塗装に使われる塗らない部分をあらかじめ覆い隠すためのテープです。
剥がす際に糊が残るとだめです。
また、塗料が剥離しやすいと、テープから塗膜がヒラヒラと飛んでまだ乾いていない本命の部分の塗膜に乗っかるという問題もあります。
手軽に指で切れることも必要です。
マスキング専用テープには、そうしたリスクがないことが求められます。