中日の松坂大輔投手の2019年シーズンはというと、
2月の沖縄・北谷キャンプでファンと接触して右肩を負傷していきなり出遅れ、
7月にようやく1軍復帰もわずか2試合に登板しただけで終了。
8月20日にはまた右肘を痛めて実践からは遠ざかったまま
中日での2019年を終えることになりましたが、松坂が退団を決意していると報道されています。
松坂退団理由は何?原因は年俸?成績?起用法?
松坂大輔投手がそもも中日に移籍入団したのは、
2017年オフにソフトバンクを戦力外となってしまった際、
森繁和、友利結(デニー友利)国際渉外担当から真っ先に声をかけてくれたからだと語っています。
松坂が乳日にテスト入団する際には森繁和、友利結の2人が球団内の意見を集約して
獲得に尽力してくれたとのことですが、今月1日に2人が中日退団。
松坂は「2人がいなかったら今の僕はない。感謝してもしきれない」と話しているので、
森繁和、友利結の両名の退団が松坂の中日退団の原因とみられます。
ちなみに、年俸の方はというと2019年は年俸8000万円(推定)となっていましたが、
球団側は松坂を慰留する姿勢で減俸幅を一定に抑えた条件を用意していたようです。
松坂は以前にも「球団には配慮をしていただいている」と話しているので、
条件面で折り合いがつかなかったことが退団の理由ではなさそうです。
松坂としては、ソフトバンク時代に受けたバッシングを思い出してるのでは?と感じます。
当時は旧知の王会長や工藤監督は庇ってもらい
中日でも森繁和さんが、大きな後ろ盾になってくれていたものの、
退団してしまったら、庇う力のある人が球団内にいなくなります。
球団は契約の意向を見せてはいるものの、自分をかばってくれる盾になってくれる方がいないところでは一年でもやっていけないということでしょう。
松坂が中日退団で移籍先の球団はどこ?来季は西武か?
松坂は中日の加藤宏幸球団代表と会談し、現役続行の意思を伝えているそうです。
中日としても1、2軍問わず、松坂の人柄にひかれ、
的確なアドバイスも受けて飛躍を遂げた若手投手がいます。
日米通算170勝右腕のオフの動向が気になるところですが、
このまま引退となればとても寂しい気がします。
ただ、来年も契約する意思を示した中日を蹴って退団するわけですから、
国内の他球団から環境面や金銭的に良い条件をもらえそうなところがあるという確固たる自信があるのかもしれませんね。
移籍先の候補としては、
- 古巣の西武ライオンズ
- 地元の(横浜高校のある)横浜ベイスターズ
がやはり有力候補になるんじゃないでしょうか。
中日退団後の松坂の移籍決定はいつごろ?
松坂の中日退団が決まり自由契約となれば、他の戦力外選手と同じ扱いになりますが、
他球団との契約が可能になるのは11月中旬の12球団合同トライアウト終了後。
ただ、松坂は故障のリスクが高いうえにパフォーマンスの復活は望み薄、少なくとも去年並みの投球内容を示さない限り出番はなさそうです。
それでも現役続行の意志を受けてオファーし、松坂の決断に委ねた球団の対応に非があるとは思えません。