MBTI|8追加された?増えた?本当?デマ?

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
0未分類

MBTIで新しいキャラが8個追加されたというのは本当?

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)という性格診断テストについて解説しています。**MBTIは、人の性格を16のタイプに分類することで、自己理解や人間関係の構築に役立てることを目的としています

MBTIで8個が増えたというのは嘘?デマ?

スポンサーリンク

MBTI|8追加された?増えた?本当?デマ?

■MBTIに追加の8タイプは存在しません

結論から言うと、MBTI(マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)に新しい8つのタイプが追加されたというのは、事実ではありません

MBTIは、人の性格を16のタイプに分類する診断テストです。この16タイプは、ユングの類型論に基づいており、人の認知機能を「外向(E)-内向(I)」「感覚(S)-直観(N)」「思考(T)-感情(F)」「判断(J)-知覚(P)」の4つの軸で分類し、それぞれの組み合わせで決定されます。

MBTIが16タイプである根拠は、2の4乗、つまり2×2×2×2=16通りであるためです。新たにタイプを追加するということは、この基本的な構造を変えることになり、それはもはやMBTIとは異なるものになります。

今回の「MBTIに8つのタイプが追加された」という情報は、TikTokで発信されたものが発端のようです。しかし、これは発信者の創作であり、根拠のない情報です。

MBTIは広く知られるようになり、自己分析ツールとして人気があります。しかし、それと同時に、インターネット上には、MBTIの名称を語った信憑性に欠ける情報も出回っています。情報源を確認し、公式な情報に基づいてMBTIを活用することが大切です。

MBTIで8追加されたはデマ!カーシーの気質分類は派生理論

MBTI派生理論として「カーシーの気質分類」というのはあります。

■カーシーの気質分類について

カーシーの気質分類は、MBTIを基にした性格分類の一つで、アメリカの心理学者デイビッド・カーシーによって提唱されました。

主な特徴は以下の点が挙げられます。

  • 古代ギリシャの四気質論とMBTIの統合: カーシーは、ヒポクラテスやプラトンが提唱した伝統的な四気質論(胆汁質、憂鬱質、多血質、粘液質)を参考に、MBTIの16タイプを4つの気質に分類しました。
  • 観察可能な行動への焦点: MBTIが人の内面的な心理機能に焦点を当てているのに対し、カーシーは観察可能な行動パターンに着目しました。そのため、同じ心理機能を持つタイプでも、行動パターンが異なれば別の気質に分類されます。
  • 4つの気質と16の役割: カーシーはMBTIの16タイプを、「職人」「守護者」「理想主義者」「合理主義者」の4つの気質に分類し、さらにそれぞれの気質の中で、より具体的な行動パターンに基づいて、独自の「役割名」を付けました。

カーシーの4つの気質

  • SP (職人): 行動力があり、現実的な問題解決に長けています。変化を好み、臨機応変に対応するのが得意です。
    • 例:発起人 (ESTP)、工芸家 (ISTP)、演者 (ESFP)、作曲家 (ISFP)
  • SJ (守護者): 責任感が強く、伝統や秩序を重んじます。計画的で、周囲をサポートすることに喜びを感じます。
    • 例:監督者 (ESTJ)、調査官 (ISTJ)、供給者 (ESFJ)、保護者 (ISFJ)
  • NF (理想主義者): 人の成長や可能性を信じ、共感力に優れています。理想を追い求め、周りの人をインスパイアします。
    • 例:教師 (ENFJ)、助言者 (INFJ)、優勝者 (ENFP)、治療者 (INFP)
  • NT (合理主義者): 知的で、論理的な思考力に長けています。客観的で、能力を活かして世界に貢献しようとします。
    • 例:陸軍元帥 (ENTJ)、立案者 (INTJ)、発明家 (ENTP)、建築家 (INTP)

カーシーの気質分類は、MBTIの解釈を拡張し、より行動面に焦点を当てたものと言えます。 しかし、カーシー自身もユングやマイヤーズの理論とは異なる解釈をしている点を指摘しており、MBTIの公式な解釈ではないことに注意が必要です。

MBTIについて

■MBTI(マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)について

MBTIは、アメリカのキャサリン・クック・ブリッグスとイザベル・ブリッグス・マイヤーズ親子によって開発された、自己報告型の性格検査です。この検査は、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングの類型論に基づいており、人の性格を16のタイプに分類します。

MBTIでは、人の性格を以下の4つの軸で分類します。

  • エネルギーの方向: 外向(E)内向(I) か。外向型の人は、人や活動からエネルギーを得ることを好み、内向型の人は、一人で過ごす時間からエネルギーを得ることを好みます。
  • 情報の受け取り方: 感覚(S)直観(N) か。感覚型の人は、五感を用いて具体的な情報を得ることを好み、直観型の人は、抽象的な概念やアイデアを考えることを好みます。
  • 意思決定の方法: 思考(T)感情(F) か。思考型の人は、客観的な論理に基づいて判断することを好み、感情型の人は、自分の価値観や他者への影響を考慮して判断することを好みます。
  • ライフスタイル: 判断(J)知覚(P) か。判断型の人は、計画的で組織的な生活を好み、知覚型の人は、柔軟で臨機応変な生活を好みます。

これらの4つの軸の組み合わせにより、16の性格タイプが導き出されます。それぞれのタイプは、4つのアルファベットの組み合わせで表されます。例えば、ESTJ は、外向(E)、感覚(S)、思考(T)、判断(J)を組み合わせたタイプです。

MBTIは、自己理解を深め、人間関係やキャリアに役立てることを目的としています。しかし、MBTIはあくまでも自己申告型の検査であり、その結果が絶対的なものであるとは限りません。

MBTIは、多くの企業で採用活動や人材育成などに活用されていますが、その一方で、その信頼性や妥当性については、専門家の間でも意見が分かれています。

MBTIの派生理論として、アメリカの心理学者デイビッド・カーシーが提唱した気質分類があります。カーシーは、MBTIの16タイプを、「職人」「守護者」「理想主義者」「合理主義者」の4つの気質に分類し、さらにそれぞれの気質の中で、より具体的な行動パターンに基づいて、独自の「役割名」を付けました。しかし、カーシー自身もユングやマイヤーズの理論とは異なる解釈をしている点を指摘しており、MBTIの公式な解釈ではないことに注意が必要です。

MBTIは、自分自身を理解するためのひとつのツールとして捉え、その結果を絶対視することなく、柔軟に活用していくことが大切です。

まとめ:MBTIで8追加されたはデマ!カーシーの気質分類は派生理論

MBTIに新しく8つのタイプが追加されたというのは、デマです。 元になった情報は、TikTokで「路地裏の囁き」という人物が創作したものです。

MBTIは、性格を16のタイプに分類する診断テストで、その根拠はユングの類型論にあります。 ユングの類型論では、人の認知機能を「外向(E)-内向(I)」「感覚(S)-直観(N)」「思考(T)-感情(F)」「判断(J)-知覚(P)」の4つの軸で分類します。 そして、MBTIはこの4つの軸をそれぞれ2択で組み合わせることで、2の4乗、つまり2×2×2×2=16通りのタイプを導き出しています。

新たに8つのタイプを追加するということは、この基本的な構造を変えることになり、MBTIの根幹を揺るがすことになります。

TikTokで紹介された8つのタイプは、いずれも既存のMBTIのタイプ名と酷似しており、独自の記号と短い説明が添えられていました。 しかし、これらの情報は「路地裏の囁き」という人物の創作であり、学術的な根拠は全くありません

MBTIは自己分析のツールとして広く知られていますが、同時に、インターネット上には信憑性の低い情報も溢れています。情報源を確認し、公式な情報に基づいてMBTIを活用することが重要です。

タイトルとURLをコピーしました