メルパルク大阪は大阪府大阪市淀川区宮原にあった複合施設。
施設内には1010席収容のホールがあり、ミュージカルやコンサートなどのイベントが開催されてきましたが、営業終了に伴い一時閉館ではなく完全閉館となりました
メルパルク大阪の跡地は?
メルパルク大阪の閉館理由は?
メルパルクは、JR新大阪駅前にある「ホテル メルパルク大阪」の営業を2023年12月31日で終了すると発表。
閉館理由については「日本郵政不動産との定期建物賃貸契約の終了」を挙げています。
メルパルクは、2022年にも同じく日本郵政不動産との賃貸借契約の終了を機に仙台市や長野市などにある6施設の営業を同年9月末で撤退・終了。
新型コロナウイルス流行で宿泊客や結婚式場利用者が減少し、経営が厳しかったとみられます。
メルパルクは新型コロナウイルスに襲われる前の2019年12月期まで黒字が続いていました。
メルパルク大阪の跡地・再開発は?
メルパルク大阪は閉館となりましたが名古屋市、熊本市の営業は継続。
横浜市、広島市の2施設は今後、継続か撤退かを判断するという事ですが、メルパルク大阪の跡地・再開発については現時点では何も決まっていないようです。
メルパルク大阪の店舗情報
旧名称:大阪郵便貯金会館
用途:多目的ホール、ホテル、結婚式場、宴会場、レストラン
管理運営:株式会社メルパルク
構造形式:SRC造
敷地面積:6,799.8 m2
延床面積:26,194.4 m2
階数:地下2 – 地上11
開館開所:1990年10月
所在地:〒532-0003 大阪市淀川区宮原4-2-1
メルパルクは郵便貯金の普及活動を行うことを目的とした福利厚生施設で、もともとは非営利の施設でした。
これと似た目的で運営されていたのが「かんぽの宿」です。
メルパルクは結婚式運営会社ワタベウェディングの子会社ですが、ワタベウェディングは新型コロナウイルス感染拡大で急速に資金繰りが悪化
2021年3月に事業再生ADRを申請していました。