ミクロとマイクロにはどんな違いがあるんでしょうか?
単位は同じ?違う?どちらが小さい単位?
ミクロ・マイクロ・ナノ・マクロの違いは?
ミクロ・マイクロの違いは?単位はどちらが小さい?ナノ・マクロは?
ミクロ・マイクロの違いは「micro」を ミクロ と発音するか マイクロ と発音するかの違いです。
micro=1/1000,000=ミクロ=マイクロ
ギリシャ語のmikrosから来ていて、フランス語ではmicro、現代ではマイクロと読むようです。
日本語の「ミクロ, マイクロ」を初め、
英語 micro- 〔マイクロ…〕、オランダ語 micro- 〔ミクロ…〕、ドイツ語 mikro- 〔ミクロ…〕、デンマーク語・ノルウェー語 mikro- 〔ミクロ…〕、
フランス語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語の micro- 〔ミクロ…〕、ロシア語 микро- (mikro-)〔ミクロ…〕、
ラテン語 micro- 〔ミクロ…, “small “の意〕等々は、全て、
ギリシャ語の μικρός (mikros)〔ミークロス, “small, short “の意〕を語源とし、現代語の第一義は全て “very small, 極小の…”です。
語源的には同じですが全く別の性質(ジャンル)の言葉であり、質量の単位でもありません。
通常日本では、ミクロとは、極小さいという意味で、形容詞的に使われます。具体的にどれくらい小さいのか、小さいというのは、長さなのか面積や体積のことなのかあいまいです。 例)ミクロの世界・ミクロのレベル等
一方マイクロは、単位の前に付く接頭辞で、百万分の1を意味します。)?(マイクロメートル)なら百万分の1メートル、?(マイクログラム)なら百万分の1グラムです。大きさと関係の無い単位Aアンペア(電流)、Paパスカル(気圧)の前にも付きます。
日本には学術用語などの語幹として先ずドイツ語やラテン語(ラテン語由来も含む)から「ミクロ」の音が入って定着し、その後、英語からの新しい用語の導入・流入に伴って「マイクロ」の音も受け入れられ、どちらも使われるようになったようです。
ミクロの対語がマクロでマイクロは接頭辞。
それぞれ接頭辞として複合語を作ることが多いです。
マイクロ;μ=10^(-6)
ミクロンは長さの単位、古い単位です。
ミクロン;1ミクロン=10^(-6)m