耳をすませばが実写映画されると聞いて驚き反面、今度は大丈夫なのか?と不安を感じた人も多いかもしれませんね。
スタジオジブリ作品では「魔女の宅急便」に次ぐ2作目の実写映画化となりましたが、
「耳をすませば」ならファンタジー要素が非常に少ない分(バロンと物語の世界を旅する程度)、実写映画化してもそれほど違和感はないんじゃないでしょうか。
耳をすませば実写映画のロケ地(撮影場所)はどこ?
アニメ映画「耳をすませば」のロケ地は東京の「聖蹟桜ヶ丘」と呼ばれる地域がモデルになっていることはファンの間では有名な話で、
実際にロケ地となった場所をめぐる「聖地巡礼」を行っている人は今でもいるようですね。
耳をすませば実写映画でも、原作の再現性を高めるのであればやはり、「聖蹟桜ヶ丘」中心の地域がロケ地(撮影場所)となることが予想されます。
地球屋のロケ地(撮影場所)はどこ?
天沢聖司の祖父、西司朗が営むアンティークショップ「地球屋」のモデルとされているのは「邪宗門」というお店ですが、
残念ながら店主他界により2010年に閉店しているものの、邪宗門は他にも店舗があるので、
地球屋と似たような雰囲気を味わうことができます。
ただ聖蹟桜ヶ丘駅前には「青春ポスト」として地球屋が蘇っているのを見ることができます。
地球屋ロータリーのロケ地(撮影場所)はどこ?
地球屋はロータリーに面していましたが、このロータリーも実在しています。
聖蹟桜ヶ丘駅からいろは坂を登り、その頂上となる部分にあります。
杉の宮駅のロケ地(撮影場所)はどこ?
「耳をすませば」では京王線「杉の宮駅」というのが登場しますが、京王線は実在する路線の名前ですね。
「杉の宮駅」は残念ながら実在しそうで市内架空の駅で「聖蹟桜ヶ丘駅」がモデルとなっています。
ちなみに、聖蹟桜ヶ丘駅の駅メロは「耳をすませば」の主題歌ともなった「カントリーロードで、1番線、2番線で流れている部分が異なっています。
雫の昇る坂道のロケ地(撮影場所)はどこ?
雫が父親が務める図書館に向かい最中に上る坂道は「いろは坂」と呼ばれる場所です
最近はサイクリストにも大変人気のある聖地らしく、いろは坂を上った先になる洋菓子屋「ノア」は、
アニメ映画「耳をすませば」にも登場した数少ない店舗の一つで、バロンの置物もあります。
雫の住む団地のロケ地(撮影場所)はどこ?
雫が家族4人と住んでいた団地は白と緑の大きな給水塔が特徴の愛宕団地がモデルとされています。
隣にそびえ立っているのが印象的ですね。映画の中でもこの給水塔は描かれています。
ただ実際の団地とはベランダと出入り口の向きが反対になっていますね。
神社のロケ地(撮影場所)はどこ?
杉村が雫に告白したのは金比羅神社がです。
「俺のこと嫌いか?付き合ってる奴がいるのか?」と問い詰める杉村に対して
雫は「付き合ってる人なんかいないよ」と答えていましたね。
金比羅神社で用意されているおみくじは「耳をすませば」にちなんだ内容となっているようです。
雫が通学する学校のロケ地(撮影場所)はどこ?
雫が通学する学校は作中では具体的な名前がないものの、
小金井市立小金井第一中学校がモデルになったとされています。
「耳をすませば」の制作にあたり、スタジオジブリスタッフが以来して取材協力してもらったようです。
主に建物の外観ではなく内観が参考にされたようで、雫と聖司がすれ違う渡り廊下や、高坂先生のいる保健室などがモデルになっているようです。