マンガ「タッチ」でヒロインの浅倉南は、達也か和也、本当はどっちが好きだったんでしょうか?
完璧イケメンの和也は事故死したこともあり、浅倉南はポンコツ兄貴の達也とくっつきますがどっちが好きなの?
浅倉南(タッチ)は上杉達也・和也どっちが好き?嫌い?
マンガ「タッチ」で浅倉南は、達也と和也のどっちが好きだったのかというと、達也です。
最終回の少し前に、
南の父親「南は達也のことが好きなのかい?」
南「うん」
父親「ずっと前から?」
南「うん」
という会話があります。
小さい頃は、達也の方が何でもできて、和也が頑張って追い付くと言う感じでした。
それ以外にも、南がピンチの時にはいつも達也が現れて救ってくれていた事が一番大きな要因で、好きになったのです。
高校の時も、南が熱を出して調子が悪かったとき、達也は気が付いて家まで送ったけど、和也は気が付かなかったという例もあります。
①和也は南ちゃんのことが好きで、②南ちゃんは達也のことが好きだったのです。達也は、勿論、南ちゃんのことが好きだったのですが、①を知っていて、②は最初のうちは知らなかったようです。それで、弟思いの達也は、最初のうちは身を引いていたということだと思います。
達也が野球部ではなくてボクシング部に入ったのは、自分が野球部に入ると弟よりも上手いので、弟のステータスに傷がつくこと、南ちゃんが野球部マネージャーになって和也はハッピーだったこと、などが理由になると思います。
ボクシングの試合で負けた達也が不貞腐れていると、南ちゃんがキスをしてくれますが、このとき、達也は上の②を初めて知ったのだと思いますよ。
達也がボクシングの試合で負けて、悔しさと恥ずかしさで、思わず、『慰められたりしたら惨めになる。こんな時は、彼女がそっとキスをしてくれるもんだ』と言ってしまった際、その要求どおりにキスをしました。
後日、達也が、『アレは事故だ。忘れよう』と切り出しても、『好きな人とのファーストキスだから忘れない』と言ってのけました。
南ちゃんは和也のことは嫌いではなかったのですが、自分の気持ちを明らかにすると、仲よし3人の関係が崩れることになるので、南ちゃんなりに配慮していたということなのでしょう。
和也が、県大会で甲子園に王手をかけ『甲子園に連れて行ってもらう』という夢が叶いそうになった時、達也に『今度はたっちゃんが夢を叶えてね』と要求します。達也が、『なんだ? 今度は後楽園にでも行きたいのか?』と問うと、『もっと普通の夢よ』と告げます。達也の母親曰く、『その年頃の女の子の夢は、好きな人のお嫁さんになること』だとか。
とにかく、南は、和也が生きているうちから、かなり積極的に達也にアプローチをかけています。
自分の気持ちに一番正直だったのは実は和也だけであり、達也と南ちゃんは最初から相思相愛だったということです。
でも和也が死んじゃって、達也は和也の夢(甲子園)を引き継ぎますので、後半は野球でのライバルとの凌ぎあいになります。
2人の関係は、最終回、甲子園出場が決まった後の達也の告白まで進展しません。
原作の第15話では南は和也とベストカップル賞でもらったノートを簡単に達也に上げようとした(和也は大事にしているが)
第16話では和也が南を後ろから抱きしめて好きだというが南は困惑気味。その後風邪を引いた南はレモンを取ろうと起き上がったとき倒れこんだところを達也が受け止めてそのまま抱きしめたまま良い雰囲気。
第17話では南はボクシングで負けて落ち込む達也とファーストキスをした。
第18話で何でキスしたんだと詰め寄る達也に南は「達ちゃんだから、南のファーストキスだったんだぞ、有り難く思え」そして達也が「俺だからって」再度南が「相手が達ちゃんだったから」と会話が続く。
第19話で達也は和也を思い南に「キスのことは忘れよう、南の為でもある」ようなことを言うが南は「南は忘れないからねずっと。南の、南の生まれて初めてのキスなんだもの」と言う。
第20話で南の前でポーカーをする和也と達也。1回戦目で達也が勝ったのに負けたことにしようとする(和也にばれる)真剣にやれと和也は2回戦目で南を賭けて(嫁さんにする)勝負するが途中で辞めてとゲームを終わらせる。二人きりになった南と達也。達也は南に和也の気持ちは「本気だよ」と言う。南は達也に心配そうに「あのまま続けていたら、やっぱりさっきと同じように和ちゃんに負けてあげた?」と聞く。そして部屋を出て行くとき南は達也に「南だって本気だよ」と言う(達也に対しての気持ちのことだと思う)